クラウドソーシングで稼ぐ前の注意点とは

副業でスキルアップ
クラウドソーシングの注意点

はじめに

本原稿はクラウドサービスを利用して副業やお小遣い稼ぎをしようとする方に向けて注意点や確定申告などについて解説している。クラウドソーシングのいろいろなタイプを知って効率的に稼いでみよう。

「クラウドソーシング」とは? どんな人が使っている?

サラリーマン、主婦、学生などいろんな人が活用している

クラウドソーシングとは、仕事を依頼したい人や企業がネット上で仕事を公開し、オンライン上のやりとりを通じてその仕事を個人に請け負ってもらい、仕事を進めていく業務形態のことである。

企業は直接人を雇わなくても必要な時に必要な業務を行うことができ、個人は自分に都合のいい時間だけ仕事を受けることができるというメリットがある。

仕事内容は商品レビューからプラグラミング、翻訳など多彩な仕事

依頼される仕事は専門性の高いプログラミングや翻訳などの仕事から、商品レビューの投稿や手紙の宛名書きなどの軽作業まで多岐にわたり、自分で多種多様な依頼の中から業務内容や報酬金額を選んで仕事をすることが可能だ。

もしかすると副業を始めようとしている人のなかにはクラウドソーシングで稼ぐには特別な知識や経験が必要なのではと思っている人もいるかもしれない。もちろん資格や知識があれば単価の高い仕事が見つかる可能性が高まるが実際に依頼される仕事のなかには簡単な作業だけでよい案件もあり、誰でもできる仕事が数多く存在する。

主婦、学生、サラリーマンなど様々な人がクラウドソーシングを活用

そのため子育て中に在宅で働きたいという主婦であったり、空いた時間にお小遣いを稼ぎたい学生、副業収入を得たいサラリーマン、それに定年退職後も働きたいシニアなどさまざまな状況の人が利用しているのだ。

「今の自分の状況に合わせ、仕事内容や働く時間を自由に決められる」それがクラウドソーシングを利用した働き方の魅力と言えるだろう。

クラウトソーシングにもいろいろなタイプがある。「副業におすすめのクラウドソーシングをジャンル別で紹介」の記事では無料で登録できるさまざまなクラウドソーシングサービスをピックアップしているので、ぜひとも読んでほしい。

実際の仕事の流れは? 外で働くのとはかなり違う!?

実際の仕事の流れは? 外で働くのとはかなり違う!?
仕事の受け方はいろいろある

今までであれば、サラリーマンでもパートであっても職場に行けば自分の仕事が決められその仕事をこなしていくだけでよかっただろう。しかし、クラウドソーシングは、自分で仕事を受注するところから始めなければならない。

ではクラウドソーシングでの仕事はどういったかたちになるのだろう? その業務の形態は大きく分けて4種類ある。 

 1つ目はタスク型

この形態にはアンケートやデータ入力、短いレビュー記事作成などの比較的難易度の低い作業が主な仕事が多くある。1つの案件に多くの募集があり、大人数で1つの仕事をこなしていくイメージである。

仕事は受注すると作業フォームが表示されるのでフォームに従って作業をするだけでよく、作業時間はほとんど1時間以内と短い。比較的単価は安いが発注側とのやりとりや修正が発生することがないため作業自体はシンプルだ。

クラウドソーシング初心者ならば4種類ある形態のなかでもっとも取り掛かりやすいのがタスク型と言えるだろう。

 2つ目はプロジェクト型

これはウェブ開発やホームページ制作など制作期間が長く、企業と製作者が常に意思疎通しながら製品を完成させていく形式である。

依頼に応募すると見積書などを作成の上で契約条件の交渉を行い、双方が合意してから仕事の開始となる。

業務には専門知識を要求されることも多く期間も長期にわたるため、仕事によっては数百万円の契約となることもある。本格的な業務内容となる場合が多い形態だ。

もちろん大型の案件となると誰でも採用されるというわけではないが、クラウドソーシングでの経験や実績を積み上げることで依頼者側からの信用度も上がり受注の可能性が高まっていくだろう。

ある程度まとまった時間を作ることができ専門的なスキルを持つ人であればクラウドソーシングあっても大きな仕事を担うことができる、それがプロジェクト型だ。

 3つ目はコンペ型

これはWebのロゴ制作やバナー作成、商品のキャッチコピーなどのアイデアを幅広い人たちから募集したい時に使われる方法だ。

例えばWeb会社のロゴを募集する案件で金額5万円期間2週間とあれば、その期間内にアイデアを提出し、採用されればその報酬を受け取ることができる。他の受注者もアイデアを出してくるので採用されるにはクオリティが高いことはもちろん、発注者が魅力を感じるニーズにあった提案も大切となる。

自分の得意分野や募集を見た時にひらめくものがあった案件に積極的に応募することが採用への近道となるだろう。

もちろん採用されなければ報酬がゼロというリスクも当然あるが、誰にでもチャンスがありアイデア勝負で仕事ができる、それがコンペ型の特徴だ。

もちろん何が必要とされているのか? どのぐらいの価格なら買ってもらえるか? など事前に調査することは必要だが、仕事の内容や価格を自分で設定できるため自身のスキルを最も発揮しやすいと今人気となりつつある形態だ。自分に合う条件の案件が他で見つからない、またはやりたい仕事がすでに決まっているという人が積極的に活用している。

 最後4つ目はスキル販売型

こちらは自分で仕事を探すこれまでのタイプとは形態が異なり、自分のできる仕事を提案し依頼者に選んでもらうというかたちになる。仕事という「商品」をサイトという「お店」に出品すると考えるとわかりやすいかもしれない。出品する仕事はイラストやアクセサー制作から悩み相談や占いなどのサービスまで、自分が得意とするものや好きなものなど何でも出品することが可能だ。

自分の持っている能力を大勢のなかから必要としてくれる人と簡単に取り引きすることができる、それがストア型の特徴と言えるだろう。現在ストア型でTVCMなどでもおなじみなのがココナラだ。
ココナラへの登録・依頼

以上4つの形態を見てきたがそれぞれに仕事内容に特徴があることが分かる。ただクラウドソーシングサイトによってそれぞれ得意とする分野があったり、場合によっては扱っていない形態があったりすることもあるためサイト選びも重要になる。自分に最適なサイトを見つけ、そのなかで自分に合った仕事を選んでいくことが大切になってくるだろう。

仕事を決める際に注意すべきことは?手数料は?

手数料もしっかりチェックしておこう

仕事を受ける前に注意すべきこと

もちろん自分で仕事を受注する際には気を付けなければならないこともある。特に問題となるのは単価の低すぎる業務や、報酬の割に仕事内容が膨大な場合だ。サラリーマンなどであれば会社がこのような仕事を選別してくれるのだが、自分で受注する際は当然自分自身が注意を払わなければならない。

仕事内容をよく確認することはもちろん、初心者のうちには難しいかもしれないが、この仕事量ならどのくらいの時間で完了することができそうか? 設定されている報酬は他と比べて妥当か? など受注する前に調べ見通しを立てておくことが重要となってくるだろう。

また多くのサイトでは依頼主のこれまでの実績や取り引きに関する評価などを見られるところも多い。依頼者に悪い評価やコメントがないかを確認することも大切だ。

 気をつけたい手数料

また事前に知っておくべきこととして仲介サイトに払う手数料の問題もある。サイトによっては受注者側の利用手数料が発生しないところもあるが、受注金額の5%~20%ほどの手数料がかかる場合が多い。

利用できるサービスなどがサイトによって差があるため単純に手数料だけでは比較できるわけではないが、利用するサイトを決める前にチェックしておくべきポイントとなるだろう。

税金のポイント

税金は確定申告で行う。

最後に税金についても簡単に解説しておく。

最後に働く上で知っておきたい税金についても簡単に解説しておく。

扶養控除には壁と呼ばれる金額があり、上回ることで実質的に損をしてしまうこともある。クラウドソーシングで収入を得る場合の注意点や、確定申告の有無について紹介しておこう。

 税法上の扶養とは

税法上の扶養とは、扶養者の本来支払わなければならない所得税や住民税の一部が免除される制度だ。制度には配偶者控除と配偶者特別控除の二種類がある。両方とも納税者の所得を控除する制度であるが、配偶者特別控除の場合は、配偶者と納税者の所得額に応じて金額が決定する。

「103万円の壁」は配偶者控除が受けられる上限。つまり超過することで所得税が発生する。

「150万円の壁」は配偶者特別控除の満額が受けられる上限。

「201万円の壁」は配偶者特別控除が受けられる上限。

社会保険上の扶養とは

社会保険上の扶養とは、健康保険や厚生年金保険に自身が保険料を支払うことなく健康保険に加入することができる制度だ。「106万円の壁」と「130万円の壁」は、ともに自身の勤務先での保険加入が義務付けられるラインとなっている。

「106万円の壁」は「勤務先が501人以上の会社」「月収8万8000円以上」「雇用期間が1年以上の見込み」「所定労働時間が週20時間以上」「学生ではない」の5項目すべてを満たす場合のみに適用される。

「130万の壁」は、年収130万円以上(月収10万8334円以上)が見込まれ、先述の5項目を満たさない場合に基準となる。

 確定申告の必要な場合

専業主婦(夫)など給与収入がない場合は、クラウドソーシングなどの副業による収入が年間38万円以下(令和2年分以降は48万円)であれば納税が不要となるので確定申告を行う必要はない。一方で、なんらかの主収入がある場合は年間20万円が基準となる。

サラリーマン、パート、アルバイトなどの給与収入に関しては年末調整を行なうため一般的に確定申告は不要とされているが、副収入が20万を超える場合は必要となってくる。

年金受給者の場合、公的年金の収入金額が年間400万円以下でその他の所得が20万円以下であれば基本的に確定申告は不要である。

 最寄りの税務署での確認するのが早い

ここでは扶養控除や確定申告の目安となる数字を示した。もちろん他にも経費や別の収入、それに各種控除の関係で厳密には人それぞれ確定申告が必要な金額が異なってくる。また必要のない人でも確定申告することにより還付金を受けられることもあるので申告した方がよい場合もある。

また確定申告が必要なラインを超えると主婦や学生であるならば扶養控除を受けられなくなったり健康保険料を自分で収めなければならなくなったりする場合もある。クラウドソーシングでの収入が多くなれば注意が必要だ。

他にもわからないことや必要な情報があれば各自で税務署などに確認してほしい。

基本的にはクラウドソーシングで得た報酬に対する税金は自分で確定申告にいかなければならない。ただ条件によっては確定申告が不要な場合もあるので紹介しておこう。
※税金に関しては法令の改正などで変わる場合があります。

まとめ

クラウドソーシングを選ぶ際の注意点や税金対策などを説明した。これらのことを踏まえて副業やお小遣い稼ぎを効率的に行おう。

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