今、注目される新しい仕事と職業30選!DX時代の波に乗ろう!

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DX時代に注目されている仕事

AIエンジニア

AIエンジニア
ニーズは高く、高収入が見込める。

AIエンジニアは、ITシステムを実装やそれを支える基盤の稼働を実現できる人材。

AIを使って企業を支える、社会に貢献する

機械学習によって人間のように判断するシステム=AIに関わる技術開発を行うのが、AIエンジニアだ。役割は、Pythonなどの言語を用いる「AI開発」、AIにデータを入れ精度を上げる「学習」、運用AIを検証する「分析」の3つ。

それら手順を踏んで洗練されたAIを、企業が活用する。つまりAIエンジニアは、AIの開発を通し、企業課題の解決に貢献しているわけだ。

活躍の場には企業や大学、研究機関がある。近年、自働車をはじめ医療や金融、製造など幅広い業界でAIは取り入れられるようになり、AIシステムの開発会社も増えている。

一方そういう営利目的ではなく、社会全体をより良くするためAIの研究開発に取り組むのが大学や研究機関である。

既にある技術の応用より新しいAI技術を生み出す研究の機会が多い。今後は、専門知識を活かしAIエンジニアを育てる教育者も必要とされていくだろう。

AIエンジニアに求められるのは機械学習やディープラーニングの知識、Pythonを中心としたプログラミング言語スキル、データ解析に必要な数学知識など。便利な資格にはG(ジェネラリスト)検定やE(エンジニア)資格、Python3エンジニア認定、統計認定などがある。

ビジネスアーキテクター

ビジネスアーキテクター
ITの視点でビジネスを構築する際に欠かせない職業だ。

ビジネスアーキテクトとは、ビジネスの視点からデジタル技術の導入時に全体設計ができる人材のこと。

ITを活用したビジネス戦略を考案する

ビジネスアーキテクター(ビジネスアーキテクト)は、ビジネスの視点から、デジタル技術の導入時に全体設計ができる人のこと。そもそもアーキテクトとは、設計者を意味する。

建築でいえば、大工のように実際に作業をするのではなく、建築物を設計し必要な技術を検討したり、適格な施工業者を選んだりする。

つまり、プロジェクトが実を結ぶように知恵を出す役割がアーキテクトだ。ビジネスアーキテクターは、「どのテクノロジーをいかに使い、ビジネスを成功させるか」に特化した職業といえよう。

ビジネスアーキテクターはITに詳しいビジネスの専門家なのだが、とはいえITに関する専門的な知識やスキルが必須というわけではない。

あくまでも「ビジネスの専門家」だからだ。むしろ経済や経営に精通しているほうが望ましい。

ビジネスアーキテクターに必要とされる能力は、ITビジネスのトレンドやテクノロジーの活用事例を常に把握しておくアンテナ力と、そういった業界の動向を踏まえてビジネスにITを取り入れる応用力である。

新しいテクノロジーとビジネスの関係に好奇心が強く、その化学変化によって企業経営をサポートしたいと思う人にはぴったりの仕事だろう。

データサインティスト

データサインティスト
昨今、もっとも注目されている職種のひとつ。

データサイエンティストとはビッグデータから新しい知見を導き出し、価値を創造する

情報の海で舵を切る、ビッグデータ時代の船乗り

ビッグデータから新しい知見を導き出し、価値を創造するのがデータサイエンティストだ。統計やアルゴリズムなどを解析するITスキルを駆使してデータを分析し、企業のマーケティングや課題解決に役立つ提案をする。

デジタル技術の進歩とともにインターネットやスマートフォンが全世界的に普及し、企業が収集・蓄積できる情報量も急速に増えている。

その中で、膨大なデータを処理・活用できるデータサイエンティストの需要も高まりつつある。

Webショッピングや動画配信、サブスクリプションなどを利用する際、ユーザーの興味・傾向を想定したコンテンツを勧められた経験は誰しもあるはず。

情報化社会の今、あらゆる業界で情報分析のプロフェッショナル・データサイエンティストが求められている。

業務としては、ビジネス課題の解決や、企業内のIT部門と他部門の連携強化などをデータ分析を介して行う。分析を企画→情報を収集→データを解析→業務に反映というのが基本的な流れとなる。

データサイエンティストに求められる能力は、基礎数学や機械学習などのデータサイエンススキル、環境構築やプログラミング、セキュリティなどのデータエンジニアリングスキル。

もちろんビジネスのスキルもそなえていることに越したことはない。

サイバーセキュリティスペシャリスト

サイバーセキュリティスペシャリスト
これからは企業単位で必要とされる職業といえる。

ITシステムをサイバー攻撃の脅威から守るセキュリティ専門の人材。

サイバー攻撃を阻止する、正義のホワイトハッカー

ITシステムをサイバー攻撃の脅威から守るセキュリティの専門者が、サイバーセキュリティスペシャリストだ。近年、社会全体がITをインフラとして取り入れるようになった反面サイバー攻撃の頻度も増え、やり口は巧妙化を極めている。

その社会的な課題を解決するために、サイバーセキュリティスペシャリストが求められている。

国家資格としては、「情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)」がる。これは、システム設計・開発のサポートやサイバー攻撃の調査・分析などを行う、ホワイトハッカー向けの資格だ。

情報処理安全確保支援士は、セキュリティに強いシステムの構築・運用や、安全なインターネットサービスの提供を行う。

資格を活かせる仕事には、サイバー犯罪を取り締まる公務員サイバー捜査官や、企業のセキュリティを守るセキュリティエンジニアがある。

また、依頼されたシステムを開発するシステムエンジニアにも、セキュリティの専門知識は役立つだろう。資格を取得するには、試験合格後、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)へ登録する必要がある。

UI/UXデザイナー

UI/UXデザイナー
新しいテクノロジーといえども人にとって使いやすいことが重要。

UI/UXデザイナーは顧客との接点に必要な機能とデザインを検討し、システムのユーザー向け設計を担う。

需要、急拡大!デザインの最先端を仕事に!

UI/UXデザイナーは、顧客との接点に必要な機能とデザインを検討し、システムのユーザー向け設計を担う職種である。UIとは、サービスや製品をユーザーが利用する際の外観や使用感などである。

UXは、ユーザーが製品やサービスを利用する前後も含めた総合的な体験である。

UI/UXデザイナーが誕生したのは、ユーザーによって利便性の高いサービスを実現するために、近年WEBサイトやアプリなどのデザインが特に重要という背景がある。

UI/UXデザイナーは、使い勝手の良いサービスを提供することが求められる。ユーザーにストレスを与えないように注意しなければならない。

なぜなら、UI/UXによってサービスの使い勝手が決定し、その結果がビジネスに直接影響するからである。

Indeedの職種別年収・給与によると、UI/UXデザイナーは平均年収600万円程度。一般的なWEBデザイナーが450〜500万円であることと比べても、高い水準が保たれている。

ITストラテジスト

ITストラテジスト
これからのビジネスはIT発想が大事になる

DXやICTシステムに関する戦略策定や事業企画を行う。

ゆくゆくは、企業の情報システム責任者

ITストラテジストは、DXやICTシステムに関する戦略策定や事業企画を行う職種である。業務を通して事業革新や業務改革の実行や、新規サービスなどの創出を実現することが目的である。

そして、そのなかで後述するシステムアーキテクチャーなどへの指導を行う。事業企画にも携わるため、企業のビジネスの成否に関わるほどの強い責任が求められる。

サービスに関わる上位者であり、その分多くの収入が得られる。

ITストラテジストは経済産業省のITスキルの区分においてレベル5程度に位置するため、900万円前後の年収が平均である。

ITストラテジストとして経験を積み成果をあげれば、CIOやCTOのような企業における情報システムの責任者やITコンサルタントへのステップアップも可能となる。

システムアーキテクチャー

システムアーキテクチャー
システムアーキテクチャーはいわばビジネスにおける小さな革命家だ。

システム全般を統率し、仕様策定や要件定義、アーキテクチャ設計を牽引するシステム全般を統率する。

ステップアップで高度なエンジニアへ

システムアーキテクチャーとは、システムの設計者。システム全般を統率する役割を果たすことが仕事である。

さらに上位者に位置するITストラテジストによる提案を受けて、仕様策定から要件定義、アーキテクチャ設計を牽引する。

そして、SEやエンジニアにシステムの実装などを指導する。システム開発の上流工程を主導する立場であることから、より高度な知識や技能が求められる。

経済産業省の調査によると、システムアーキテクチャーの年収平均は778.2万円である。SEやプログラマとしてキャリア経験を積みながらシステムアーキテクトなど上流工程を目指されたい。

またシステムアーキテクト試験という国家資格が存在するため、スキルアップの際にチェックされてみるのはいかがだろうか。

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