
非常時亭宣言が解除後、新型コロナに対して緩みが出て、第2波、第3波と続いています。非常事態宣言時には、通勤電車も閑散としていましたが、それ以降は、新型コロナ以前とほとんど変わりません。
ライティングの仕事でお付き合いのある中高年の編集者の方に、非常事態宣言後にアフターコロナに関する企画を話すると「もう、コロナも収束しているし、今更感がありますよね」との返事でした。
今年の夏頃には、確かにそんな雰囲気はあったのですが、決して新型コロナは終息に向かっているのではなく、世界的に見ると拡大しています。ワクチン開発の話が具体的になっているとはいえ、一般の人が接種できるのは、まだまだ先の話です。
また、リモートワークや在宅ビジネスの増加は、新しい働き方として、この先定着するでしょうし、「早くコロナ前に戻って欲しい」という思いは、希望的観測でしかありません。むしろ、新型コロナ終息後(今も)には、新たなビジネスモデルが、それまでのビジネスを駆逐する様子があちこちに見られるのではないでしょうか。
そうなる前に経営者としては、何かを手を打ちたいところです。そこで活用できるのがさまざまな助成金や補助金です。
中小企業、零細企業の経営者の方の中には「助成金の活用が面倒でしたことがない」という方もおられるかもしれません。また、メディアでは補助金申請の手続きが複雑などと報道されていますが、単に書類の数が多いだけで、様式は単純です。記入方法などもインターネットを検索すれば出てきます。
今こそ、補助金や助成金を活用して、新型コロナ時代、アフターコロナをテコと考え、逆に飛躍してみませんか。