仕事のやる気を起こす!モチベーションの種類と生かし方

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やる気を起こす
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仕事ができない!は思い込み?心理学で仕事を効率化する

やる気モチベーションは6つ
モチベーションは6種類ある

「自分は仕事ができない」と感じるときはありませんか。頑張っているのに成果が出ないと、「辛い」や「やめたい」と思ってしまいますよね。

そのお悩みは、時間を有効に使えていないのが原因かもしれません。この記事では、心理学を仕事の効率化に応用し、最大限にパフォーマンスを発揮する方法をご説明します。

仕事のモチベーションをマネジメントする方法

行動を最適化するためには、モチベーションの分析が欠かせません。次の手順で、仕事中を振り返ってみましょう。

まずは、業務を細分化して自分がどのような志向(モチベーション)タイプなのかチェックしてみましょう。

モチベーションとは?

モチベーションとは?

モチベーションとは、人が行動する動機や目的です。モチベーションには、大きく分けて内発的モチベーション外発的モチベーションの二種類があります。
内発的モチベーションとは、自分の内側から湧き出るモチベーションです。例えば、興味や好奇心、達成感や自己実現などが内発的モチベーションの源泉となります。内発的モチベーションは、自分のやりたいことや価値観に基づいて行動するときに高まります。
外発的モチベーションとは、自分の外側から与えられるモチベーションです。例えば、報酬や評価、罰や脅威などが外発的モチベーションの源泉となります。外発的モチベーションは、自分のやらなければならないことや期待に応えるときに高まります。

内発的モチベーションと外発的モチベーションは、相反するものではありません。両方をバランスよく持つことが、やる気を起こすコツです。

自分の内発的モチベーションを見つけるためには、自分の興味や強み、目標や夢などを探求することが大切です。自分の外発的モチベーションを高めるためには、自分の行動に対するフィードバックや報酬、環境や仲間などを活用することが大切です。

仕事とは

仕事とは

そもそも仕事とは、人が社会に貢献するために行う活動です。仕事には、さまざまな種類があります。例えば、医療や教育、サービスや製造、芸術や研究などが仕事の種類として挙げられます。仕事の種類によって、必要なスキルや知識、経験や資格などが異なります。

仕事に対するモチベーションとは、仕事を行う動機や目的です。仕事に対するモチベーションには、大きく分けて仕事そのものに対するモチベーション仕事の結果に対するモチベーションの二種類があります。

仕事そのものに対するモチベーションとは、仕事の内容や過程に興味や関心を持つモチベーションです。例えば、仕事にやりがいや楽しさ、創造性や自己表現などを感じるときに高まります。仕事そのものに対するモチベーションは、内発的モチベーションに近いものです。

仕事の結果に対するモチベーションとは、仕事の成果や報酬に期待や希望を持つモチベーションです。例えば、仕事に対する評価や報酬、昇進や出世などを目指すときに高まります。仕事の結果に対するモチベーションは、外発的モチベーションに近いものです。

仕事そのものに対するモチベーションと仕事の結果に対するモチベーションは、相反するものではありません。両方をバランスよく持つことが、仕事に対するやる気を起こすコツです。仕事そのものに対するモチベーションを高めるためには、自分の仕事に対する興味や関心、目標や夢などを探求することが大切です。仕事の結果に対するモチベーションを高めるためには、自分の仕事に対するフィードバックや報酬、環境や仲間などを活用することが大切です。

仕事のモチベーションは6種類ある

仕事のモチベーションは6種類

「学習動機の2要因モデル」によると、私たちが学習する背景には6種類の動機づけがあります。以下は動機づけを仕事に置き換えたものです。あなたはどのタイプでしょうか。

1. 充実志向

・仕事自体が楽しい
・仕事が趣味

2. 訓練志向

・知識や技術を得るのが楽しい
・もっと成長したい

3. 実用志向

・会社や業務を改善したい
・円滑に業務に取り組みたい

4. 関係志向

・みんながやっているのでやる
・誰かを喜ばせたい

5. 自尊志向

・プライド
・他者への競争心
・周囲からの期待や称賛が嬉しい

6. 報酬志向

・報酬がほしい
・怒られたくない

私たちは日々、様々な動機づけに支えられて仕事をしています。

「スキルアップしたい」という訓練志向や「同期に負けたくない」という自尊志向、「給料がほしい」という報酬志向もそうでしょう。動機づけが多様であるほど、働きがいも大きくなります。

さらに、必要に応じて動機づけをコントロールできれば、働きがいを見失う心配もありません。次章では、実際にモチベーションを使い分ける方法をご説明します。

6種類のモチベーションを使いこなそう

モチベーションを使いこなそう

以下に6種類のベチベーションの概要を説明します。自分のモチベーションを意識することによって、仕事の効率化、生産性を向上させる方法を解説しています。ぜひ、参考にしてみてください。

1. 充実志向

「好きこそものの上手なれ」というように、楽しむ気持ちは仕事の原動力になります。不得意な業務でも、楽しんでいれば自ずと力がついてきます。

だからこそ、成果を出すこと意識しましょう。周囲からのアドバイスに耳を傾け、主体的に学ぶ姿勢が大切です。

2. 訓練志向

知識やスキルの向上に喜びを感じるのは、仕事を通して成長できている証です。さらに高みを目指すには、知識やスキルをアウトプットする場を設けるとよいでしょう。

社内研修でのノウハウ共有や、仕事関連のブログ執筆など、ぜひ「知識の還元」を意識してみてください。

3. 実用志向

自分の担う業務を改善するのにやりがいを感じています。人材や物事の潜在能力を引き出すのに役立ててみてはいかがでしょうか。

後輩の長所を発見し、伸ばすための手伝いをする。時間のかかる業務のやり方を見直す。視点とアイデアを活用して、評価や業績の向上もねらえます。

4. 関係志向

周囲との関係性が良好であればあるほど、業務のモチベーションが上がります。積極的にランチやお酒の場で交流を図るのもよいですが、挨拶や業務連絡など日常のコミュニケーションに注意を払いましょう。

5. 自尊志向

自尊心は非常に強力なモチベーションです。他者の長所や周囲からの指摘を受け止め、謙虚な態度であり続けることがさらなる成長につながります。

自信を失いそうなときには、自らの長所を書き出してみましょう。自己暗示の力でポジティブな気持ちを取り戻し、本来の実力を発揮できます。

6. 報酬志向

報酬のために頑張るというのは、至って自然な考えです。しかし、お給料を貰っている以上、特定の業務だけを避けるのは不可能です。

そこで提案したいのが、自分で自分に報酬を与えること。「高価なお酒を飲む」「退社後カラオケに行く」など、ご褒美があれば仕事も捗ります。

仕事の効率化に必要なこと

仕事を効率化するには、何が必要だと思いますか。雑務のスピードアップや業務のマニュアル化、アウトソーシング(外注)など、さまざまな行動が挙げられるでしょう。

これらに共通するのは、無駄な時間を省くという視点です。しかし、徒労の削減が効率化に直結するわけではありません。

仕事に充てる時間を最大限に活用してこそ、効率化が成功したと言えるのです。

モチベーションが仕事に及ぼす影響

モチベーションが仕事に及ぼす影響

「今日を乗り切れば連休だから頑張ろう」「この案件は楽しいからやる気が出る」……。

このような経験には、モチベーションが深く関わっています。

それでは、私たちのモチベーションとなる要因は一体何なのでしょうか。

自分にぴったりのモチベーションアップを知る方法とは

自分にぴったりのモチベーションアップ

細分化する際にはある基準が必要になります。次の3つを細分化の基準とします。そこから自分が何を志向しており、モチベーションの源になっていることを言葉で表現します。

1. 業務中の気持ちや行動を書き出す。
2. なぜそのような気持ち・行動になるのかを掘り下げる。
3. 志向に当てはめて考えてみる(志向は一つとは限らない)。

以下に例を挙げます。

(例1)資料作成

1. わかりやすい資料作りを心がけている。
2. 社内に資料作成のマニュアルがない。率先して資料作成に取組、ゆくゆくはマニュアル化を提案したい。
3. 実用志向

(例2)新プロジェクトの準備

1. 勤務時間外まで、自主的に調査に取り組んでいる。
2. 楽しい。成果を出して一目置かれたい。
3. 充実志向・自尊志向

(例3)テレアポ

1. 電話をかけるのが嫌いだ。
2. これも仕事のうちだから我慢するしかない。
3. 報酬志向

自分に合った方法で、効率化を目指そう

モチベーションを維持する方法を選ぶのに、重要な点が2つあります。

第1に、苦なく継続できることです。三日坊主に終わるなら、よりあなたに合う方法があるはずです。
第2に、手段の目的化を避けることです。タスクリストを作成の例に挙げると、リストを消化したいがために、タスクの難易度を下げては全くの無意味になります。

目的はあくまで仕事を効率化し、成果を上げることです。

他の誰かが「意味がない」と言う方法も、その人に合わないだけかもしれません。自分軸で気楽に続けられるものを選びましょう。

生産性を高める「ウェルビーイング」とは?

生産性を高める「ウェルビーイング」とは?

昨今、人事戦略ではウェルビーイング(well-being)という言葉が注目されています。生産性の向上にはウェルビーイングが欠かせないと、国内外でいわれいます。

1946年の世界保健機関(WHO)憲章の草案で、ウェルビーイングとは「肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあること」と定義されています。

仕事において、ウェルビーイングを高める要素は大きく6つです

1. 企業と社員の信頼関係
2. 個人の裁量の大きさ
3. フラットな組織
4. 柔軟な働き方
5. 良好な人間関係
6. 成果に応じた報酬

企業風土に依拠する部分が多く、個人で改善するには難しいかもしれません。ウェルビーイングの果たす役割は、モチベーションのきっかけにすぎません。

つまり、主体的にモチベーションを創出・維持することで、自身の能力を最大限に発揮できるようになるのです。モチベーションの重要性を解説しましょう。

まとめ

仕事を効率化するためにはモチベーションが重要です。「仕事ができない」と悩む方も、ぜひ仕事中の自分を振り返り、動機づけを分析してみてください。

苦手意識のある業務のモチベーションを向上できたら、「自分は無能だ」「辛い」「やめたい」という思いは格段と和らぐはずです。まずは、自分に合いそうな方法を一つ試すところからはじめましょう。

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