Web3.0が注目される理由とは?

Web3.0とは?

Web3.0 は次世代のインターネット環境のことでありWeb3 とも呼ばれます。2018年頃からネット上で取り入れられた概念です。分散型のフレームワークが基盤になり、個人と個人がダイレクトに繋がるため、サーバーやプラットフォームなどの中央の管理主体がありません。

非中央集権型のインターネットであり、透明性とセキュリティの高いサービスが実現するといわれています。暗号資産に使われるブロックチェーン技術が代表例です。

情報が集積し一人勝ちの状態をつくりやすいWeb1.0〜2.0の世界

例えば、現在のWeb2.0では何かを調べたり、発信するのにGoogleやtwitter、YouTubeなどのプラットフォームを利用します。

プラットフォームには管理者がおり、そこに情報が集中するので、自らがすべてを決めることができます。例えば、ルールに反するとアカウント凍結などでサービスが利用できなくなります。中央集権型のインターネットでサービス提供者に依存するしかないのが現状です。

Web3.0は分散型のネットワークで情報は個々に管理

しかし、Web3.0(Web3)では管理者がいなくてもユーザー同士でさまざまなことが可能になります。データ管理、個人間のコンテンツ提供、デジタルデータの販売・送金などです。

ブロックチェーン技術を活用すれば、複数人でデータを分散して管理するので、情報改ざんの心配がありません。

個人間取引となるので、特定の企業に情報が集まることが避けられます。何より特徴的なことは、データ通信でサーバーを介する必要がなくなることです。これにはP2Pシステムが利用されます。ネットワークに繋がった同士で自由にデータ通信が可能になるのです。

日本はWeb3.0を新しい資本主義の起動と位置づけ

日本でもWeb3.0を進める動きがみられます。2022年6月に発表された「経済財政運営と改革の基本方針2022 新しい資本主義へ~課題解決を成長のエンジンに変え、持続可能な経済を実現~」が経済財政諮問会議での答申を経て、閣議決定されたからです。そこに記されている世界は、「新しい資本主義」の起動です。

新たな世界観が誕生しようとしている

これは、袋小路に入らざるを得なかったマルクスの提唱した資本主義的な考え方を超越する新たな世界観が登場したことを意味します。

これまでの資本主義は、富がひとつに集まる仕組みでしたが、個人の集合がそれに変わる可能性を示しているからです。

社会活動のデジタル化が進むことが意味するのは、一極集中管理の活動空間から多極化された仮想空間へ向かうことです。

Web1.0からWeb3.0へ。一極集中から分散多次元へ。

  • Web1.0・・・・ホームページを作る、見る(一方向的・一次元管理)
  • Web2.0・・・・SNSなどのコミュニティにより情報が行き来する(双方向的・一次元管理)
  • Web3.0・・・・中央集権者が不要でユーザー同士が情報を分散管理する(多角的・多次元管理)

Web1.0がもたらした情報爆発

web1.0は一方通行

Web1.0は1990年代に始まった情報のカンブリア紀といえるものです。それまでのパソコン通信と違い、一般的に広がり、誰もが使える通信手段となったからです。ネットから数多くの情報が収集でき、人はネットで何かを調べることが一般的となりました。まさに情報爆発を起こしたのがWeb1.0だったのです。

Web2.0が高めた個の存在価値

Web2.0とは

2000年代に入りインターネットを社会を席巻したのが情報検索という概念です。それまでディレクトリ型だった検索が、Googleによって変わりました。さらに、情報発信はSNSによって個人間の双方向の時代になりました。ネットだけで稼ぐブロガーやYoutuberが登場して、社会の価値感の多様化が進んだのです。昨日まで無名だった人が、一夜にしてヒーローになれる装置を誰もが手に入れたのです。

Web3.0がもたらす新共存社会・新資本主義社会

Web3.0とは

18世紀の延長で考えられた資本主義理論が通じない社会を構築可能にするのがWeb3.0による社会です。中央集権的に情報が集約されていたものが、個人に解放されるからです。個人が集合し、莫大な資産を一夜にして築くことが可能になります。

これを背景に新しい価値観がいくつも誕生することが予測されます。また、個人の活動が多層化して、一人でいくつもの人生を楽しむことも夢物語ではなくなります。バーチャル社会とリアル社会の融合化が進むことも想定されます。

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