
Google検索には、「site:」「intitle:」「filetype:」など、検索結果を絞り込むための便利な検索コマンドがあります。
ただ、
- 「コマンドを覚えていない」
- 「毎回入力するのが面倒」
- 「どのコマンドを使えばいいのかわからない」
ということも少なくありません。
そこで、キーワードを入力してボタンを押すだけで、Google検索用の検索式を自動生成できる「Google検索コマンドボタン」を作成しました。
検索コマンドを覚えていなくても、目的に合ったボタンを選ぶだけ。そのままGoogle検索を実行できます。
入力内容はブラウザ上で処理され、外部AIへ送信されません。
基本的な使い方は「キーワードを入力 → 検索方法を選ぶ → Googleで検索」の3ステップです。
URLが必要なのは、サイト内検索や競合調査など一部の検索だけです。
Google検索コマンドボタンとは?
Google検索コマンドボタンは、Googleの検索演算子を簡単に使うためのブラウザツールです。
たとえば、
「SEO対策という言葉をタイトルに含むページだけ探したい」
という場合、Googleでは次のような検索ができます。
intitle:"SEO対策"
しかし、毎回「intitle:」というコマンドを入力するのは少し面倒です。
このツールなら、次の3ステップで検索できます。
- 「SEO対策」と入力する
- 「intitle:」ボタンを押す
- 「Googleで検索」を押す
検索式が自動的に作られるため、検索コマンドそのものを覚える必要はありません。
使い方は3ステップ
1.調べたいキーワードを入力する
まず「キーワード1」に調べたい言葉を入力します。
たとえば、次のようなキーワードです。
- SEO対策
- 採用サイト
- 社内報
- 生成AI
- コンテンツマーケティング
通常のGoogle検索と同じ感覚で入力してください。
OR検索やAND検索など、2つのキーワードを使う検索では「キーワード2」も使用します。
2.使いたい検索コマンドを選ぶ
次に、目的に合った検索コマンドのボタンを押します。
たとえば「SEO対策」と入力して「完全一致」を押すと、
"SEO対策"
「intitle:」を押すと、
intitle:"SEO対策"
のように検索式が自動生成されます。
3.そのままGoogleで検索する
検索式が表示されたら、「Googleで検索」を押してください。
新しい画面でGoogle検索が実行されます。
検索式だけを別の場所で使いたい場合は、「コピー」ボタンからコピーすることもできます。
URLを入力しなくても使えます
このツールでは、多くの検索でURLを入力する必要はありません。
キーワードだけで利用できる検索を「URL不要」としてまとめています。
一方、次のような検索ではURLを使用します。
- 自分のサイト内を検索する
- 特定サイトを検索結果から除外する
- 自社サイトの内部リンク候補を探す
- 自社以外の競合記事を探す
URLが必要な検索には「URL使用」と表示しています。
まずはキーワードだけ入力して使ってみてください。自サイトや競合サイトを対象にするときだけURL欄を使えばOKです。
よく使うGoogle検索コマンド
完全一致検索「” “」|フレーズをそのまま探す
入力したフレーズと同じ語句を含むページを探したいときに使います。
たとえば、
"仕事の段取り"
のように検索します。
通常検索よりも対象を絞り込みたい場合や、文章の転載・重複を確認したい場合にも利用できます。
intitle:|タイトルにキーワードを含むページを探す
intitle:は、ページタイトルを中心に検索したいときに便利です。
たとえば、
intitle:"SEO対策"
と検索すれば、「SEO対策」という言葉をタイトルに含むページを探せます。
SEO記事を制作するときの競合調査にも使いやすい検索方法です。
allintitle:|複数キーワードをタイトルから探す
複数のキーワードを指定してタイトルを検索したい場合は「allintitle:」を使用します。
たとえば、
allintitle:SEO対策 AI
のような検索式を作成できます。
複数のテーマを含む記事を探したいときに利用できます。
inurl:|URLにキーワードを含むページを探す
inurl:を使うと、URLに特定の文字列を含むページを検索できます。
記事のURL構造を調べたり、特定テーマのディレクトリを探したりするときに利用できます。
intext:|本文中のキーワードを探す
intext:は、ページ本文にキーワードを含むページを探す検索です。
タイトルにはキーワードが入っていなくても、本文中でそのテーマについて触れているページを探したい場合に使えます。
-(マイナス)|不要なキーワードを除外する
Google検索では、キーワードの前に「-」を付けることで、その言葉を含む検索結果を除外できます。
たとえば、
"Web制作" -求人
とすれば、「Web制作」について調べながら、求人関連のページを検索結果から減らすことができます。
ツールでは「除外語」欄に除外したいキーワードを入力して使用します。
OR|どちらかを含むページを探す
2つのキーワードのどちらかを含むページを調べたい場合に使います。
たとえば、
"生成AI" OR "ChatGPT"
という検索ができます。
名称や表現が複数あるテーマをまとめて調べたい場合に便利です。
AROUND(5)|2つの言葉が近くにあるページを探す
2つのキーワードが文章中で比較的近い位置に出てくるページを探す検索です。
単純に2語を検索するよりも、2つのテーマの関係について書かれているページを探しやすくなります。
filetype:|PDFやWord、Excel資料を探す
通常のWebページではなく、資料そのものを探したい場合に便利です。
このツールでは、次のファイル形式を選択できます。
- Word(docx)
- Excel(xlsx)
- PowerPoint(pptx)
- テキスト(txt)
- CSV
たとえば、
"生成AI" filetype:pdf
とすれば、「生成AI」に関するPDF資料を探せます。
after:・before:|期間を指定して検索する
情報が古くなりやすいテーマでは、期間を指定した検索が便利です。
開始日と終了日を入力すると、
"生成AI" after:2026-01-01 before:2026-12-31
のような検索式を作成できます。
最近公開された情報を中心に調べたい場合や、特定期間の資料を探したい場合に便利です。
自社サイトや競合サイトの調査にも使えます
site:|特定のサイトだけを検索する
特定サイトの中だけを調べたい場合は「site:」を使います。
たとえば、
site:example.com "SEO"
とすると、そのサイト内にあるSEO関連ページを探せます。
サイト内検索機能がないWebサイトを調べる場合にも便利です。
-site:|特定サイトを検索結果から除外する
反対に、特定サイトを検索結果から除外することもできます。
たとえば、自社サイト以外の記事を調べるなら、
"SEO対策" -site:example.com
のように検索します。
自社記事が検索結果に多く表示される場合の競合調査などに便利です。
内部リンク候補を探す
記事を作成するときに意外と手間がかかるのが、関連記事探しです。
このツールでは「内部リンク候補」ボタンを用意しています。
自分のサイトURLとキーワードを入力すると、
site:example.com "キーワード"
という検索式を作成します。
WordPressの管理画面から一つひとつ記事を探さなくても、Googleから自サイトの関連記事を検索できます。
SEO記事を作成するときの内部リンク探しを効率化できます。
競合記事だけを探す
「競合記事」ボタンでは、
intitle:"キーワード" -site:自社ドメイン
という検索式を生成します。
つまり、
「タイトルに狙っているキーワードが入っているページ」から「自社サイト」を除外する検索
です。
記事制作前の競合調査を効率化できます。
さらに開始日・終了日を指定すれば、最近公開された競合記事を探すこともできます。
官公庁や大学などの一次情報を探す
SEO記事や調査記事では、一般的なWeb記事だけではなく、できるだけ一次情報を確認することが重要です。
そこで、このツールには一次情報や資料を探しやすくする検索ボタンも用意しています。
官公庁PDF
site:go.jp "キーワード" filetype:pdf
政府機関のWebサイトにあるPDF資料を中心に検索します。
大学資料
site:ac.jp "キーワード"
大学など「ac.jp」ドメインの情報を検索します。
自治体資料
site:lg.jp "キーワード"
地方自治体のWebサイトを対象に検索します。
政府統計
site:e-stat.go.jp "キーワード"
政府統計ポータル「e-Stat」内の情報を検索します。
法令検索
site:elaws.e-gov.go.jp "キーワード"
e-Gov法令検索を対象に調べます。
一般的なGoogle検索だけで一次情報を探すと時間がかかることがあります。
最初から官公庁、大学、自治体、政府統計などに検索対象を絞ることで、必要な資料を見つけやすくなります。
こんなときに使えます
検索コマンドは「検索を狭くする道具」
検索コマンドをたくさん知っていること自体が目的ではありません。
重要なのは、「どんな情報を探したいのか」に合わせて検索範囲を絞ることです。
通常検索で目的の情報が見つからない場合でも、
- タイトルから探す
- 本文から探す
- サイトを限定する
- 特定サイトを除外する
- ファイル形式を限定する
- 期間を限定する
- 公的機関に限定する
と検索方法を少し変えるだけで、見つかる情報は変わります。
すべての検索コマンドを覚える必要はありません。
「いつものGoogle検索で見つからなければ、このツールを使って検索条件を変えてみる」くらいの使い方がおすすめです。
検索結果は必ず内容を確認してください
検索コマンドは、欲しい情報へ近づくための検索補助です。
検索結果に表示されたページが、必ず正しい情報であることを保証するものではありません。
特に、次のような情報を調べる場合は注意が必要です。
- 法律・制度
- 統計
- 医療
- 金融
- 最新情報
検索結果だけで判断せず、情報の発信元、公開日、更新日、一次資料なども確認してください。
また、Google側の検索仕様変更などによって、一部の検索演算子が想定どおりに機能しない場合があります。
まとめ|Google検索を少しだけ便利にするツール
Google検索には、便利な検索コマンドが数多くあります。
しかし、すべてを覚えて毎回手入力する必要はありません。
Google検索コマンドボタンなら、キーワードを入力して目的のボタンを押すだけです。
検索式を自動生成し、そのままGoogle検索を実行できます。
特に、
- SEO調査
- 記事制作
- 競合調査
- 内部リンク探し
- 一次情報・資料探し
などを日常的に行う人には使いやすいツールです。
普段のGoogle検索でなかなか目的の情報が見つからないときに、ぜひ活用してみてください。

