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知って驚くビジネスマナー!それは意外な気配り!

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謎マナーあれこれ

新入社員には知っておいてほしいビジネスマナーがあります。しかし、かつては、できるビジネスマンの気配りとされていた行動(ビジネスマナー)も、社会とともに変わってきました。

例えば、接待や付け届けは、今ではNGとされていますが、それは建前上の話。今でも、しっかりとビジネスの上で力を発揮します。そんなかつては、ビジネス上の気配りとされていたことを謎マナー、裏マナーとして解説します。

新入社員がしっておきたい裏ビジネスマナー
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初対面の人と会ったなら

名刺は相手の名刺よりに低く

立場が上の人と名刺交換をするときは、自分の名刺を相手の下にするということ。名刺は両手で受け取り、しっかり、その場で読むかのうようにまじまじと見る。これは、今でもある程度生きているマナーかもしれません。しかし、多人数で名刺交換する場など、順番待ちができてしまいます。

見送りは相手の姿が見えなくなるまで

取引先を見送る際にもランクがあります。超大事なお客様はビルの外まで見送り、相手の姿が見えなくなるまでおじぎをつづける。これが最強です。やや大事なお客様はエレベータまで見送りボタンを押す。まあ、普通のお客様は、その場でさようなら。という具合です。

会社への訪問客に対して、別れ際にずっとお辞儀を続けることで有名なある企業に訪問した時、さすがにこちらが気を使い、曲がらなくて良い道を右に入ったりしました(マジです)。

お客様の好みのタバコを知る

今はビジネスでタバコはご法度というべきもの。しかし、かつてはお客様が吸っているタバコの銘柄を覚えておき準備しておくのは普通でした。お客様がタバコを探している仕草をしたら、さっと差し出すためです。応接室にタバコケースがあった時代です。

何か失敗したとき

とにかく相手のもとまでゆく

今の時代は、そんなに大きな問題でない限り、失敗しても電話、場合によってはメールだけで済むかもしれません。しかし、かつては、失敗こそビジネスチャンス!! とあえて小さな失敗であっても相手へ訪問し、お詫びをしていました。

例えば、打ち合わせに遅れそうになった時なんかはどのように連絡しますか? メールで済ませますか ?それとも電話を入れますか? 相手によって変わりますが、今の時代でも電話を好む人は少なくありません。

土下座はどうすれば効くのか

ビジネスシーンでの土下座を経験した人はそう多くないかもしれません。しかし、ドラマの半沢直樹ではありませんが「土下座してあやまれ!」と言う人は、いないわけではありません。

また、土下座するほどの失敗でなくても自ら土下座を買って出る人もいます。この土下座は最強の謝り方ではあるのですが、それをより効果的にする方法もあります。

土下座ではありませんが、とある食品会社の社長室。そこは絨毯が敷かれ、取引先の人は膝をついて社長に挨拶をするという習慣がありました。今でもやってるのかな〜

相手を否定する言い訳の接続詞は使わない

失敗すると、人は防衛本能が働き、でも、ですが、しかし、などの言葉が、つい口からでることがあります。

例え、その失敗が相手に起因することでも、相手に逆らう投げかけの言葉は禁句です。逆説の接続詞と呼ばれる言葉は、失敗した時に限らず、得意先にも使えません。

得意先と一緒になったとき

エレベーターの乗り降り

エレベーターは一番最初に乗って最後に降りるのは意味があります。最初に乗って行き先階のボタンを押し、お客様がエレベータを降りるまで開ボタンを押し続けるためです。

これは今でもビジネスマネーとして生きていますが、今の時代、なかには露骨な行動を訝しがる人もいます。

ゴルフでの対応

ゴルフ場、飲み会は、新入社員にとってまさに気配りタイム。最近は、新入社員でも幼少期からゴルフに親しみ、接待ゴルフに参加することもあると聞きます。

なぜならバブル入社期の50代社員はゴルフに親しんでいましたが、ロスジェネ世代はそうではなく、ゴルフに疎い(絶対ではありません)。

そこで、ゴルフ教育を受けた新人が駆り出されるらしいのです。ゴルフに関しては、相手のプレーを褒めるだけでなく、覚えておくというのが大事。楽しみながらも周囲の気配りを忘れずに。

接待の席ではお土産を忘れずに

これは、現在でもあります。かつては、奥様に、お子様へのお土産に、などとしていました。飲んで遅くなるとご家族が心配される(不機嫌になる?)との配慮です。

そのためには日頃からお客様のご家族の情報を仕入れておく必要があります。お土産ではありませんが、筆者もかつて取引先の担当者のお子さん用に自転車をプレゼントしたことがあります。これは、接待の場でそんな話が出て、後日、送ったのです。

会議中の電話対応

最近は、電話よりメッセージが主流になってきたとはいうものの、まだまだ電話オンリーのお客様もいます。重要な電話がかかってくるかもしれない時に会議が予定されていたら、会議が始まる前にひと言相手に声をかけておきましょう。それで印象がずいぶん違います。会議中に携帯電話、チャットを優先する人がいますが、それはマナー違反です。

会議は最後に出る

会議では、相手を送り出し、忘れ物がないか、チェックして最後に出るようにします(特に新人の場合)。そしてお客様がそのまま帰られるときは一番先に玄関に出てタクシーを拾います。これは宴会や接待でもいえることです。お客様のためにタクシーを拾うのも務めです。

飲屋街ならタクシーは拾えますが、そうでないときは、頃合いを見計らってタクシーを呼んでおきましょう

社内の謎マナー

社名の部分にはクリップをかけない

ペーパーレスとはいえ、企画書や資料には社名が上部に印字されていることがあります。こうした社名の部分にはクリップをかけないようにしましょう。

筆者は修行時代、先生と呼ばれるクリエイターの元で仕事をしていました。ある日、その先生に渡す、企画書の紙にうっすらとツメが入っていたことがありました。ツメというのは筋とまではいかない小さな折れのことです。出力したコピー紙を扱うと紙なので折れることがあるのです。それを見て、先生は「こういうのを許せる人はクリエイターに向かない」と言われたことがあります。それからしばらくは、コピー紙を扱うときは、まるで王様への献上品のように両手で恭しく扱うようになりました。

調べればわかることは聞かない

言葉の意味、調べればわかることは先輩に聞いてはいけません。また、どうすればいいのですか? もある意味問題です。まず自分で「私はこう思うのですが、いかがでしょうか?」と自分の考えを示してから判断を仰ぐ姿勢が大事です。

服は相手のために着る、身だしなみも相手のため

爪の手入れ、フケのない頭髪など清潔にするのは、ビジネスマンのマナーですが、これは自分がよくみてもらうためではなく、相手に不快な思いをさせないため。服装もおなじです。相手を考えた服を着ることは案外大事です。無難な服を着るという意味ではありません。

まとめ

本記事は、下記の本で興味深かったことを筆者の体験をもとに綴りました。時代は変わっても気配りは変わりません。むしろ、そうした昭和時代の気配りを備えるとこれからのビジネスには大いに役立つでしょう。本書では、電通の鬼十則で知られる吉田秀雄氏の逸話や東京ディズニーランドがなぜ現在の場所になったかなど、興味深い気配りの話が掲載されています。

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アマゾンの書評では普通のこと、誰でもできる、こんな気の使い方は引いてしまう、などとあります。しかし、何事も実践が大事です。私も本で学んだことを「ほんとですか?」と思いながら実践したところ、自分に対する周囲の評判が大きく変わったと感じたことがあります。

ちなみに・・・・

電通鬼十則とは

1. 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
2. 仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
3. 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。
4. 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
5. 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。
6. 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。
7. 計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
8. 自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない。
9. 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。
10. 摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。

パロディ裏十則とは

上記十則に対してパロディが作られたそうです。

1)仕事は自ら創るな。みんなでつぶされる。
2)仕事は先手先手と働きかけていくな。疲れるだけだ。
3)大きな仕事と取り組むな。大きな仕事は己に責任ばかりふりかかる。
4)難しい仕事を狙うな。これを成し遂げようとしても誰も助けてくれない。
5)取り組んだらすぐ放せ。馬鹿にされても放せ、火傷をする前に…。
6)周囲を引きずり回すな。引きずっている間に、いつの間にか皆の鼻つまみ者になる。
7)計画を持つな。長期の計画を持つと、怒りと苛立ちと、そして空しい失望と倦怠が生まれる。
8)自信を持つな。自信を持つから君の仕事は煙たがられ嫌がられ、そしてついには誰からも相手にされなくなる。
9)頭は常に全回転。八方に気を配って、一分の真実も語ってはならぬ。ゴマスリとはそのようなものだ。
10)摩擦を恐れよ。摩擦はトラブルの母、減点の肥料だ。でないと君は築地のドンキホーテになる。

パロディもある意味真実かも・・・ですね。

出典:NOZOMU.NET

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