オフィスの感染症対策アイテムと職場で実践すべき予防法

オフィスで感染症対策と経済活動を同時に行う様子
oldtakasuさんによる写真ACからの写真

オフィスでの感染症対策についてお探しの経営者や総務・労務担当者の方へ。新型コロナウイルスや季節性インフルエンザなど、職場内での感染拡大を防ぎ社員が安心して働ける環境づくりは企業の重要課題です。

本記事では、オフィスで効果的な接触感染・飛沫感染・空気対策アイテムや、具体的な感染予防のポイントを詳しく解説します。

会社の新型コロナ対策に必要なアイテム紹介

今回は、オフィスや職場環境における感染症対策(新型コロナやインフルエンザなど)に役立つ具体的な方法とアイテムをご紹介します。

新型コロナに限らず、冬場はインフルエンザやノロウイルスなどさまざまな感染症が流行しやすい季節です。また、定期的に流行が懸念されるマイコプラズマ肺炎も、秋から冬にかけて増加する傾向があります。

企業やオフィス内でも手厚い感染症対策が求められており、時差出勤やテレワークの導入だけでなく、施設内の衛生管理強化が進められています。

オフィスにおける接触感染対策

手や指を介して広がる接触感染を防ぐには、共用部や備品の定期的な消毒清掃が欠かせません。

拭き掃除

ドアノブやオフィス内の共用機器については、ウイルスや菌が残らないよう適切な消毒剤を使ってこまめに清掃しましょう。フリーアドレスを導入しているデスクなどは、使用後に消毒液で拭き掃除を行うルールを徹底することが大切です。

洗えるキーボード

消毒用アルコールでの清掃や丸洗いに対応したキーボード・マウスを導入することも、手軽で効果的な接触感染対策となります。

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接触感染の基本は除菌清掃

接触感染防止の基本は、こまめな除菌清掃です。スプレータイプで手指消毒と共用部の除菌を兼ねることも可能ですし、用途に合わせてジェルタイプとスプレータイプを使い分けるのも良い方法です。頻繁な除菌でも肌荒れしにくい、安心して使える製品を選びましょう。

飛沫感染対策に役立つアイテム紹介

会話や咳による飛沫の拡散を防ぐには、物理的な遮断アイテムを活用することが有効です。

アクリルパーテーション各種

オフィス内のデスク間で十分な距離を保つのが難しい場合は、アクリルパーテーションの設置が適しています。既存の仕切り上に据え付けるタイプなどバリエーションも豊富なため、対面打ち合わせや隣接デスク同士の飛沫防止に重宝します。

高い防護性能を持つN95マスクや同等規格のマスクも、緊急時に備えて事業所の備品として備蓄しておくのが安心です。

飛沫感染の対策を個人レベルでサポート

プレゼンテーションや来客対応など、人前で話す機会が多い場面ではフェイスシールドやフェイスガードが役立ちます。大掛かりなシールドに抵抗がある場合はマウスカバーを活用するのも手です。

スモールオフィスには、空気対策がおすすめ。

密閉空間になりがちな小規模オフィスでは、換気に加えて空気清浄機や除菌製品を導入する空気清浄対策が効果を発揮します。

空気清浄機

プラズマクラスター技術などは、浮遊する菌やウイルスの作用を抑える効果が期待されています。さらに、気になるニオイ成分の分解やダニのフン・花粉などのアレル物質対策としても役立ちます。

感染症対策がなされていない職場では従業員に不安が広がります。特に中小規模のオフィスでは、1人の感染や濃厚接触によって業務停止に追い込まれるリスクもあります。事前にできる限りの備えを行っておくことが、働く安心感につながります。

クレベリン

ウイルス・菌対策は「持ち込まない・広げない」が基本です。目に見えないウイルスが空間に入り込んだ場合に備え、空間全体の除菌と物体表面への付着菌対策を組み合わせましょう。

二酸化塩素分子を活用した大幸薬品のクレベリンは、置き型製品などで空間や付着物に働きかける製品です。流行シーズン前に社内へ配備しておくことをおすすめします。

その他、購入を検討したいもの

出社時の体調管理をスムーズにするための検温機器も、オフィスに常備しておきたいアイテムです。

体温計の使い回しによる接触感染を防ぐため、オフィスには非接触型の体温計を用意しておきましょう。

不特定多数の来客がある施設や大きな事業所では、サーモグラフィやサーマルカメラの設置も検討してください。

感染症対策の基本とは

オフィスや職場における感染症対策の基本は、厚生労働省が示す基本的な衛生習慣に準じます。

  • 人との間隔は、できるだけ2m(最低1m)空ける
  • 会話をする際は、可能な限り真正面を避ける
  • 屋内や距離が保てない場所で会話する際は、必要に応じてマスクを着用する(夏場は熱中症に注意)
  • 出社時や帰宅時は、まず手や顔を洗う
  • 手洗いは30秒程度かけ、水と石けんで丁寧に洗う(手指消毒薬の使用も有効)

あわせてテレワークや時差通勤、ローテーション勤務を活用し、密を防ぐ環境を作りましょう。対面での打ち合わせ時は、こまめな換気とマスク着用が推奨されています。

ウイルスの感染経路を理解する

感染を防ぐには、ウイルスの主な侵入経路を正しく知ることが重要です。オフィスで注意すべき主な感染経路は「飛沫感染」と「接触感染」です。(※結核や麻疹などは空気感染を起こす代表例です)

新型コロナやインフルエンザは飛沫感染と接触感染が中心となります。それぞれの特徴をしっかり押さえておきましょう。

飛沫感染はせきやくしゃみで拡散する

感染者の咳やくしゃみにより、病原体を含む飛沫が空気中に飛ばされ、それを別の人が口や鼻から吸い込むことで感染するのが飛沫感染です。飛沫が飛ぶ範囲は最大2m程度とされているため、近距離での作業はリスクが高まります。

また、乾燥した環境では飛沫の水分が蒸発して軽くなり、空気中を漂いやすくなります。秋冬の乾燥する季節には、夏場以上に湿度管理や換気を意識した対策が必要です。

接触感染は物を介して人へうつる

接触感染は、ウイルスが付着した手でドアノブや共用機器に触れ、そこを別の人が触った手で自分の口や鼻、目に触れることで引き起こされます。手洗いや消毒を行わないまま共用部に触れることが、感染拡大の大きな原因となります。

オフィスでの感染リスク

マスク着用による飛沫対策だけでなく、手指衛生による接触感染対策を組み合わせることが極めて重要です。どちらか片方だけでは十分な予防効果を得られません。

オフィス内では、特に以下のような不特定多数が触れる場所・物品のリスクが高くなります。

  • ドアノブやドアの手すり
  • 電話機のボタンや受話器
  • 複合機・コピー機のタッチパネル
  • デスク天板や会議室のテーブル
  • パソコンのキーボードやマウス
  • その他、文房具や給湯室の共用機器

オフィスでの感染対策

日常の業務運用やマナーを見直すことで、職場の感染リスクを大幅に下げることができます。

オンライン会議

対面で会話をすることは飛沫感染のリスクを伴います。特に複数人が密閉空間に集まる会議は集団感染のリスクが高まるため、社内会議であってもオンライン会議システムへ切り替えるのが安全です。

新しい咳エチケット

咳やくしゃみの際、手で口元を覆う行為は手にウイルスが付着して接触感染を広げるためNGです。マスクの着用や、ティッシュ・ハンカチ、袖の内側で口と鼻を覆う新しい咳エチケットを徹底周知しましょう。

詳しい咳エチケットの方法については、厚生労働省の公式サイトもあわせて参照してください。

オフィスにおける感染症対策のよくある質問

職場の感染対策に関して、担当者からよく出される質問と回答をまとめました。

Q
オフィスで最優先に取り組むべき感染症対策は何ですか?
A
こまめな手指消毒・手洗いと、ドアノブや複合機など共用部の定期的な清掃・消毒です。あわせてオンライン会議の導入や換気の徹底を行うことが効果的です。
Q
スモールオフィスでも導入しやすい空気対策アイテムは?
A
プラズマクラスター等の空気清浄機やクレベリン置き型製品の活用が手軽でおすすめです。定期的な窓開け換気と組み合わせることでより高い効果が得られます。
Q
社員への消毒やエチケットの周知を徹底するにはどうすればよいですか?
A
出入口や手洗い場に消毒液と案内ポスターを設置し、社内連絡や朝礼等で定期的に咳エチケット等のルールをアナウンスすることが定着への近道です。

おわりに

オフィスでの感染症対策の基本は「マスクの着用」「手洗い・消毒」「密の回避」の3つです。不特定多数が集まる職場では、パーテーションや空気清浄機などの衛生アイテムも積極的に組み合わせて対策を強化しましょう。本格的な流行シーズンを迎える前に早めの準備を心がけてください。

【ご注意】本記事で紹介している情報は2020年9月3日現在のものです。商品につきましてはリンク切れ、価格の変更などがございますので、リンク先を十分にお確かめください。

まとめ

オフィスにおける感染症対策は、接触感染と飛沫感染の両面からアプローチすることが成功の鍵です。除菌グッズやパーテーションの設置、新しい咳エチケットの徹底を通じて、社員が安心できる職場環境を構築しましょう。

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