広告プランナーとは? 仕事内容から年収まで紹介

大学生のスキルアップ
広告・Webプランナーとは

はじめに

本原稿は、広告プランナーの主な仕事内容について説明します。私たちは生活のなかで無数の広告を目にします。スマホ、看板、チラシ、回覧板、テレビ、バスや電車など、広告をひとつも目にしない日はありません。そうした広告の表現や効果、予算などを管理するのが広告プランナーです。

広告プランナーとは

広告プランナーとは広告をプランニングする人で、表現方法、ストーリーなどを考える他、効果や予算などの管理、またマーケティングやメディア全般の運用に関わることがあります。そのため広告プランナーはWeb広告プランナーやメディアプランナー、CMプランナーなど、関連する業務の総称的な意味合いを持ちます。

広告プランナーの仕事とは

実際に求人媒体に掲載されている広告プランナーの仕事内容をWebマーケティング会社や広告代理店の例でみていきましょう。

Webプランナー

●必要なスキル

  • Web広告(リスティング、ディスプレイ広告、SNS広告など)の運用サポート
  • 広告代理店との各種調整
  • レポート作成(広告の効果測定レポート、Google Analyticsを使用した効果測定と分析)

●仕事の内容

  • 営業担当者とクライアントが持つ課題解決に向けたすり合わせ
  • キーワード選定の資料になる作成づくりやツールを使ったキーワード選定
  • リスティング広告文章の作成支援
  • 競合会社のサイト調査を行い、キーワードや分析や記事内容の分析を行う
  • リスティング広告やその他Web広告の運用レポートの作成
  • 顧客との打合せへの同席や資料説明、プレゼンテーション

広告会社のプランナー

広告会社のプランナー
広告プランナーにはさまざまな種類があり、それぞれで役割が異なり、必要なスキルも違う。

●オンオフ統合メディアプランナー
全体的なメディア戦略の提案、個別メディアの具体プランニング・企画立案を行う。

●メディアプランナー
グローバル展開する企業のブランドのメディアプランニングを担当する。

●マーケティング戦略プランナー
クライアントの事業やマーケティング領域、あるいはコミュニケーション領域での諸課題に向き合い、その課題に対して必要な戦略立案、およびデータやデジタルを用いながらの解決手段を提供する。

●デジタルソリューションプランナー
コーポレートサイトやブランドサイトの企画・制作・運用計画、SNSアカウントの開設・運用計画など、オウンドメディアを中心としたソリューション開発と制作を担当する。

スマートフォン広告の企画プランナー

ブランディング目的の広告企画やイベントの集客、アプリのダウンロード訴求、継続率向上など、クライアントに応じた企画を立案する。プランナーは、1人で動くのではなく、アカウントプランナー(営業)・コンサルタント(広告運用)・デザイナーなどとチームを組み、プロモーションを提案するのでチームワーク力が必要

地方広告代理店の広告プロモーションプランナー

仕事内容は印刷・WEB・イベント・媒体広告など、各種広告プロモーションの企画提案営業。スキルとして求められるのは企画書作成スキル、プレゼンテーションスキル、制作ディレクションスキル、プロモーションの実施スキルなど。

広告制作・ストラテジックプランナー

ストラテジックプランナーとして、クライアントの課題を解決する企画を打ち出し、社内外のスペシャリストを束ねて提案のリーダーシップをとる。広告代理店における制作のクライアント企業向けプロジェクトマネジメント、並びに企画提案を行う。

メディアプランナー(Web)

メディアプランナーとして、インターネットメディア内における広告枠の仕入れや、リスティング広告、ディスプレイ広告といったソリューションサービスの選定を中心に効果検証・改善を含めた総合的なプランニングを行う。

プロモーションプランナー(SPプランナー)

クライアントが抱える課題に対し、営業・プランナー・制作の各スタッフが連携し、課題解決、ソリューション提供に取り組む。商店街の活性化プロジェクトのコンセプト設計やPR方法の立案。イベントやキャンペーンなどの企画立案を行う。

アカウントプランナー

インターネット広告 (WEB・アプリ)クライアントのニーズに応じた運用型広告のプロモーションの設計・運用業務を行う。また、アフィリエイトサイト、ソーシャルメディア広告などの広告運用も行い。

マーケティングプランナー

クライアントの課題抽出、マーケティング・オートメーション・ツールを使ったシナリオを設計する。データ分析とエモーショナル・マーケティングの知見を掛けあわせ、ターゲット属性毎に訴求ポイントを設定した施策を設計・構築するスキルが必要。

セールスプロモーションプランナー(SPプランナー)

新商品の販促プロモーションの企画としてPOPやデジタルを活用した店頭ツールの開発、SNSを活用したインスタントウインなど各種CPやノベルティ制作の企画、メーカー様のインナー資料作成、その他、商談資料、接客マニュアル制作、各種イベント、展示会・商談会などの企画運営に関わることを行う。

コミュニケーションを生むきっかけをつくる。

広告プランナーの仕事は多様化しており、さまざまな職種に分かれています。いずれにしても広告を通じた人とのコミュニケーションを生むきっかけづくりを広告プランナーは担っていると考えられます。

WEB媒体、紙媒体など媒体を問わず求められるスキルのまとめ

これまで、実際の求人広告をもとにさまざまなスキルが必要であることを説明しました。スキルを要約すると次の4つのポイントが浮かび上がってきます。

コミュニケーションスキル

クライアント(顧客)の商品やサービス、ターゲット、競合などの状況を把握して課題を発見するスキルが必要です。ヒアリングや調査などのスキルも求められます。

プランニングスキル

クライアントのヒアリング内容を整理して必要に応じて各種データの収集、広告の出稿プラン、またデザインやキャッチコピーなど、訴求内容のプランを作成します。所属している会社によっては、Webメディアの知識、テレビや新聞など媒体の知識が必要です。

運用管理・予算調整スキル

運用している広告の管理と予算配分などの調整を行います。例えば、キャンペーン広告など、テレビや新聞と連動型の広告は出稿回数やエリアなども時には選定します。Web広告などではキャッチコピーの変更やABテストなど、広告運用の最適化を測ります。

効果検証・レポート作成スキル

広告は実行した結果を検証することが重要です。どれくらいの効果があったのか広告掲載後に分析した結果をレポートにまとめてクライアントに報告することも広告プランナーの仕事です。特にWebプロモーションやマーケティングではユーザーの流入経路、離脱率などアクセス解析は必須です。

広告プランナーになるには

広告プランナーになるには
広告プランナーになるには関連の仕事でキャリアを積むか新卒採用で広告代理店やWebマーケティングの会社に就職する。

広告プランナーは、専門的な知識を要するので、未経験で転職するのは容易ではないと考えられます。しかし、自社のマーケティングを担当経験、広報・広告担当など経験がある人は、また広告プランナーの肩書きがなくても、営業職など別職種で広告に携わり、プランニングのノウハウがあれば、転職することは可能です。

新卒では広告代理店やWebマーケティング会社に就職することで道がひらけます。広告のプランニングの専門職でなくても構いません。今のプロモーションはチームで携わることが多く、業務を進めているうちにさまざまな仕事のノウハウを身につけることができるからです。広告プランナーを目指しながら他の職種で仕事を続けいつチャンスがきても大丈夫なように備えましょう。

広告プランナーの年収は?

広告プランナーの年収に関しては、広告会社、マーケティング会社、広告制作会社など業種・業態によって変わりますし、地域によっても変わります。今回調べた求人内容でみると、地方で300万円〜400万円、首都圏で600万円前後から1000万円以上とかなりの差があります。基本的には会社によって大きな違いがみられます。

しかし、広告プランナーは多様な専門性があるので、複数の知見を持っていたり、クリエイティブで独創的かつ、効果的なプラン提案ができたりすると、より高い報酬を見込むことが可能です。

広告プランナーのメリット、デメリットは?

広告プランナーのメリット、デメリットは?
広告プランナーはハードな仕事だが結果が見えやすいのでモチベーションも高くなる。

広告プランナーとして活躍するためにはいくつかのメリットとデメリットがあります。

広告プランナーのメリット

  • トレンドや最先端の商品やサービスに触れることができる
  • 専門職として高い評価、収入を得ることができる
  • 広告を通じて多くの人を動かすやりがいを感じることができる
  • ノウハウを身につければ独立や転職がしやすい

広告プランナーのデメリット

  • 常に新しいことを追いかけるため勉強が必要
  • 効果が定量的に計測できるので失敗した際に評価が下がる
  • クリエイティブや企画などで労働時間が多大になることがある

プランナーへのステップアップ

プランナーになるにはいくつかのステップを踏むのが常套手段です。大手の広告代理店やWebマーケティング会社では、最初からプランニング部署があり、配属されればそのままステップアップできます。しかし、営業やWebデザイナー、Webライター、プログラマーなど別職種からステップアップを図るには次のような流れになります。

・Webデザイナー→アートディレクター→クリエイティブディレクター→プランナー

・Webライター→ディレクターもしくはサブプランナー→プランナー

・営業職→クリエイティブもしくはマーケティングへ移動→プランナー

フリーランスでディレクターとプランニングを兼務

フリーの広告プランナー
さまざまな経験を積むと広告プランナーとしてフリーになったり、会社を立ち上げたりできます。

広告プランニングはさまざまなスキルをお持ち合わせていることからフリーランスとしても活躍できます。新聞やテレビなどでは媒体社の影響が強いので、そうした媒体の場合は1人広告代理店のような動きになります。プランナーというより事業者といった方が近いかもしれません。

クリエイティブでは、コンセプトからデザイン、広告まで携わるのでクリエイティブディレクターとして見られることがあります。そうしたクリエイティブ力に媒体選定や手配を行えば、フリーの広告プランナーとして認知されます。

Web関連では、キーワード選定や広告案、出稿案など、比較的一連の流れを受注することが多くあります。

プランナーという名の何でも屋さんにはならないように

一見、華やかな世界にも感じる広告プランーですが、実は勤務する会社によって待遇も仕事内容もかなり変わります。例えば、広告代理店のメディア局勤務といっても、テレビ会社や新聞社など媒体を持つ企業との折衝が主である場合など、自社の営業マンと媒体社のパイプ的な仕事に終始する場合があります。中小規模の広告代理店では、広告プランからSPプラン、企画書のまとめ役など、極めて雑多といえる仕事をしなければならないこともあります。

その中でもWeb広告プランナーは、Webマーケティングに特化しているので、仕事の専門性やノウハウを積み上げやすい職種といえるでしょう。広告会社でもその部門は人手が足りないことも多いので募集もよく見られます。

おわりに

広告プランナーは専門性でみるとさまざまな職種に分かれます。それらを総合的にうごかせるようになると、プロデューサーとして次のステップも見えてきます。SNSディレクターからステップアップしてSNS広告のプランナーになる道もあります。SNSディレクターについて次の記事を参考にしてください。広告プランナーとしての転職はマスメディアン 転職支援サービス(無料)

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