パラレルワークを続けるコツは時間の使い方

スポンサーリンク
パラレルワークのコツ

複数の仕事をかけもちして働くパラレルワーク。自分に合った仕事を見つけやすい働き方ですが、継続するのは大変という声も聞かれます。そこで今回は、パラレルワークを楽しみながら続けるコツをご紹介します。ポイントとなるのは「時間」です。

スポンサーリンク

「パラレルワーク」という言葉を聞いたことはありますか?

パラレルワークとは、2つ以上の仕事をかけもちするので、さまざまな職種にチャレンジできます。そのために自分に合った仕事を見つけたくて始める人もいます。

現在進行形で仕事にお悩み中の方は特に、「仕事をかけもちって、なんだかしんどそう……」と、思われるかもしれません。また、すでにパラレルワークを始めている人の中にも、大変だから辞めようかなという方もいるのではないでしょうか。

実は、それは大きな間違いです。きちんとした計画や目的を持って取り組めば、パラレルワークは楽しみながら仕事ができる働き方なんですよ。

上司や同僚との関係など現在の職場環境の悩みからパラレルワークを考えていたり、正社員よりもふさわしい自分なりの働き方を模索している方は、ぜひ参考にしてください。

パラレルワークによるキャリアップ

「キャリアを築く」というのは、腰掛けていどに思わず本腰を入れて取り組むことと解釈してよいでしょう。つまり、本業のサブ的な位置づけである副業やサイドワークよりも、複業やダブルワークに近いものといえます。

複数の仕事をどれも本業感覚で取り組む、というと何やら新しい働き方のように思えますね。しかし、アルバイトをかけもちする学生やパートを兼業する主婦など、特に女性において、パラレルワークをする人は昔から珍しくありませんでした。

昼間はスーパーでレジ打ちをして、夕方はクリニックで受付業務をする主婦も、火曜日と水曜日はラーメン店、金曜日と土曜日はアパレルショップでアルバイトする学生も、みんなパラレルワーカーなのです。

そう聞くと今度は、「なんだ、パラレルワークって簡単そう」という気がしてきますよね。でも、なにも考えずに始めるのは駄目ですよ。パラレルワークを楽しく続けるには、気をつけたいポイントがあるんです。 そのひとつが「時間」です。以下で解説しましょう。

時間は「削る」ではなく「埋める」

どんなに要領のよい人でも、1日を25時間に増やすことはできません。つまり、パラレルワークとして新たにもうひとつ仕事を始めるとしたら、そのぶん他の時間を削らないといけないと考えるのが普通です。

ですが、その考えでパラレルワークを始めてしまうと、体力も精神もパンクしてしまいます。楽しくパラレルワークを続けるには、「時間を削る」ではなく「時間を埋める」という考え方でいきましょう。

自分の空き時間を見直してみる

「時間を埋める」というのは、空いた時間に予定を入れるということです。ただ。「夕飯の支度を始めるまで、1時間だけヒマだな」や「休日っていつもネットしかすることないんだよね」というように、現在のスケジュールから空白を拾い上げる方法は避けましょう。

例えば、ヒマだからといって休日に仕事を入れてしまうと、家で1日を過ごせる時間がなくなってしまい、それが将来、大きなストレスになるかもしれません。

それならば、洗濯や食事の下ごしらえを休日にまとめて行うことにして、平日、仕事終わりの2、3時間をパラレルワークにあてるほうが精神的にも楽ですよね。

今、パラレルワークをしていて「しんどいな」と感じている人は、一度自分の空き時間を見直して、ワーキングスケジュールを再構築してみるのはいかがでしょう。

年間を通じた時間軸で考えてみる

これは「空き時間を見直してみる」の発展形といえます。先ほどは1週間を軸にスケジュールを見ましたが、それを1年間に置き換えてみるのです。

「夏はバカンスに行きたい!」「冬はスキーをしたい!」など、多くの人に1年の中にこれだけは外したくない予定があるでしょう。反対に、「夏や冬の長期休暇中にガッツリ働きたい!」という人もいると思います。

同じようなスケジュールを毎週繰り返すよりも、1年を通して「やりたいこと」「やりたくないこと」を考え、メリハリをつけてスケジュールを組んで働くほうが、パラレルワークを楽しみながら続けることができますよ。

プライベートな時間をキープする

「仕事が楽しくなければ人生の半分を損している」といいますが、裏を返すと、プライベートが充実していなければ人生の半分を損するということ。

趣味や休息の時間を削ってまで働くと、楽しさを感じる余裕がなくなります。特に、複数の職場をかけもちするパラレルワークは疲労が溜まりやすいので要注意。空き時間すべてを仕事にあてるのではなく、休息の時間もしっかりと確保するようにしましょう。

パートやアルバイトの場合は固定シフト制より、2週間や1カ月ごとに希望を提出する申請シフト制の職場のほうが、思った通りの休みを取りやすいですよ。

おわりに

パラレルワークによる時間の使い方や考え方について体験的に説明しました。ダブルワークなどとも言い換えられますが、パラレルワークは、文字どうり、並行して取り組む仕事。仕事同士や休日のバランスの取り方が大事です。

タイトルとURLをコピーしました