文学部選びはゼミとカリキュラムが重要

文学部の選び方
文学部選びは学ぶ内容を絞るのが大事
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はじめに

大学や学部を選ぶためには、さまざまな視点があります。たとえば、大学の雰囲気や立地などです。それら多様な観点から大学・学部を決めると、納得して受験本番に臨めますし、その後の大学生活も充実します。

そんななか、今回は「文学部の選び方」というテーマのもとで、学べる内容の視点に絞って文学部の選び方を載せます。大学でどのような学問を学ぶかを悩むことは、将来的に就職先を考える際にも役立ちます。

文学部ってそもそもどんなところ

そもそも、文学部とは何を学ぶ場所なのでしょうか。世間一般的には、本をたくさん読む場所など、いわゆる文学から連想されるイメージが多いでしょう。確かにそのような側面もあるかと思います。しかし、実際にはイメージとは違っています。

改めて、文学部を捉え直します。文学部の学問は、文部科学省の学科統計分類表では人文科学に所属します。人文科学は、文学関係・史学関係・哲学関係・その他に分類されます。

つまり、人文科学に含まれる学問はすべて文学部が引き受けているともいえます。人文科学の中分類をみればわかりますが、いわゆる文学以外にも哲学や歴史学も含まれるのです。

大学によっては独立した学部が設置されている心理学や教育学などが、文学部の一つの学問領域として置かれている場合もあります。このように、文学部は学ぶ範囲が幅広いことが特徴です。

文学部選びでは大学の特色を知っておこう

私が通っていた文学部は幅広い学問領域があったため、専攻していた言語学以外にも教育学や心理学、哲学などさまざまな授業を受講できました。

幅広く授業を受講できた点では、良かったと私は感じています。意外にも授業だけを考えると、専攻以外の方が面白かった記憶があります。

ところで、私のように幅広く学びたいというよりは専攻したい学問領域に特化して学びたいと考えている人もいるでしょう。

学部から大学を選ぶ際に考えなければならないのは、大学ごとにそれぞれの特色があることです。文学部だからといって、どこも同じだと思ってはいけません。

幅広い分野がある大学から特定の分野のみに絞っている大学まで、大学によって抱えている学問領域が全く異なります。その大学には学びたいと考える分野があるのか。

4年間どのようなカリキュラムで学ぶのか。考えるべき事柄はたくさんあります。

文学部選びの基準はカリキュラムとゼミ

それでは、文学部から大学をどのように選ぶか。その基準についてお話ししたいと思います。

基準を簡潔に伝えると、授業と研究の内容です。それぞれを説明します。

授業とは、授業内容などカリキュラムのことです。学部選びの際に最も重要な情報といえます。どのような授業が開講されているかを大まかに確認しましょう。

もう少し知りたいと思ったら、講義計画が詳細に記載されているシラバスを検索してみるのも一手です。ウェブ上でシラバスが公開されていることもあります。

文学部の中に抱えている分野が幅広い大学や逆に特定の分野に限られている大学なども同時に確認しましょう。

研究とは、教授の研究テーマのことです。これはゼミに関わります。大学では学年が上がれば、ゼミがあります。先ほどの授業も重要ですが、ゼミで扱う内容もおろそかにできません。大学の教授は、たとえば英米文学であれば言語の方言を扱っているなど、より専門的な内容を研究されています。

卒業論文ではある程度自由にテーマを選べることもあるかもしれません。しかし、ゼミはその限りではありません。そのため、ゼミや卒業論文は必然的に教授の専門に近しいテーマを学ぶことになります。教授がどのような研究をしているのか、参考までに確認しゼミ選びにも備えましょう。

学ぶ内容から学部選びをする際には、少なくとも上記は調べる必要があります。これらの基準を、大学のホームページやパンフレット、オープンキャンパスなどで確認しましょう。

私はこの作業をおろそかにしました。3年生だと忙しいかもしれませんが、先生との面談以外にもしっかり考えましょう。パンフレットについては、テレメール進学サイトで数多くの大学のデジタルパンフレットがあります。

またオープンキャンパスに行けなくても、受ける大学を絶対に見にいきましょう。事前に大学構内や周辺の街並みなど雰囲気の確認をおすすめします。

文学部を選ぶ際の注意点は偏差値にしばられないこと

学部選びの基準を書きましたが、注意点を記しておきます。学部選びの際に、すべきでないことは以下の2点です。大学選びにも関わる内容です。

偏差値だけで決めない

できるだけレベルの高い大学に通いたいと考えている学生も多いと思います。かくいう私もそうでした。しかし、学びたいことを明確にしたうえで大学を選ぶべきです。

あなたにとって学力的に難しいと思われる大学も、問題なく合格できる大学も、必要以上にこだわらずに総合的に見てみましょう。そうすれば、理想の大学が見つかるかもしれません。

地元に近いなど地域だけで選ばない

みなさんは実家に近い大学を選びがちではないでしょうか。仕方ない部分もあると思います。なぜなら、周りの友達もそのように考えていれば影響を受けるからです。

また他の事情もあるかもしれません。しかし、地元以外の地域にどのような大学があるのかを知ることも大切です。実際に受験すると決めるのではありません。他の地域も含めてさまざまな大学を探すことをおすすめします。

まとめ

以上、文学部の選び方を書いてきました。選び方も大事ですが、私個人としては先ほど書いた注意点が最も重要であると感じています。

みなさんが目指すのは、ただ大学合格することだけではありません。その先には大学生活、大学を卒業すれば就職が続きます。そして、大学に限れば、4年間で何を学ぶか。

学業だけに限らず、課外活動などにどれほど主体的に取り組めるか。これらの要素が今後の人生を進む上で、大切です。大学に入ってからも熱量を絶やさない。ギャップができるだけ少ない大学進学をしましょう。

たかが大学選び・学部選びかもしれません。それでも、真剣に自分自身を見つめて、幅広く大学を吟味してみてください。その際に、今回の情報が少しでも役に立てば幸いです。

■参考記事
法学部の選び方〜大学入学前に知っておきたいこと〜
心理学部の選び方〜大学入学前に調べておきたいこと〜

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