短期留学を成功させる4つのポイントとは?経験者の実体験は恐るべし!

大学生のスキルアップ
大学生が短期留学でスキルアップする方法
短期留学だからこそスキルアップになる

はじめに〜大学生の短期留学は無意味なのか〜

本記事は、高校から大学まで、3度にわたる私の海外経験をもとに書いています。特に今だから言える短期留学で失敗したと思うことは、これから留学を目指す方は、ぜひともお読みください。また、短期留学だからこそ成長できることも記しています。

日本学生支援機構の調査(平成30年度)によると、大学生の3ヶ月に満たない短期留学の割合は、全体のおよそ7割を占めています。

よく言われるのが「短期留学は意味がない」ということ。当初は語学力向上を目指していたはずなのに、日本人同士で群れる、遊んでばかりいる……。こうした光景は留学あるあるでしょう。

私が短期留学で失敗した4つの理由

はじめて海外で学んだのは、高校1年生の頃でした。入学間もない4月、私たちの学年が外務省の対日理解促進プログラムの参加校に選ばれたことを知らされたのです。

プログラムの目的は、カナダの高校生との交流と異文化理解です。5月にカナダの高校生が来日し、翌年1月には私たちがカナダを訪問。厳密に言えば留学というより、海外研修というイメージが相応しいかもしれません。

「とりあえず海外行っとけ」思考

私は中学時代から、英語が得意でした。当時は留学や語学にはそれほど興味がなく、「みんなが行くみたいだし、渡航費用を負担してもらえるなら」と消極的な理由でプログラムに参加しました。

ほんの少しだけ「海外に行けば価値観が変わるらしいし、人生が変わるような出来事があったりして」という、淡い期待もありました。

壊滅的なリスニングとスピーキング

数日間のホームステイでは、自身の英語力が全く通用しないという事実を突きつけられました。

単語も文法も英作文も得意で、試験の点数や模試の偏差値もそこそこなのに、持参したお土産の説明すら満足にできないのです。ホストファミリーがGoogle翻訳を通して意思疎通を試みてくれたのが救いでした。もっとも、Google翻訳と会話しているような感覚でしたが……。

日本人同士で親睦を深めていた

数日間にわたり現地の高校に通ったときも、会話するのは日本人ばかりでした。カナダの高校生と行動するのは、ホームステイするときと「一緒に行動してください」と指示されたときだけ。自分に限った話ではなく、ほぼ全員が同様でした。

個人手配だと私立の語学学校に通う場合がほとんどでしょう。あくまで語学学校なので、クラスメイトも非ネイティブの留学生ばかり。日本の学生は単語や文法が優秀で、作文や会話が不得意な傾向にあるため、特定のクラスに日本人が集中するということも決して珍しくはありません。「日本人とはつるまず、語学力を鍛える」と勇んで留学しても、結局、日本人同士で行動するパターンが多いのはこのためです。

意見も疑問もないのは知識がないから

日本を発つまでも、カナダについて調べるわけでもなく、レセプションでのスピーチや、プレゼンテーションなど、課されたものの準備にばかり気を取られていました。

現地では日本国総領事館、州政府、市庁舎、大学、日系人協会、日系企業の海外支社など、外務省の後ろ盾なしには足を踏み入れられないような機関を巡りました。

しかし、翻訳ガイドがいるにもかかわらず話が頭に入ってきません。周囲に目をやると、居眠りをしたり、スマートフォンを触ったりする生徒もいました。「あ、みんなも(私と同じで)わかってなさそう」という謎の安堵と、貴重な機会を無下にする歯痒さの入り混じった気分は忘れられません。

留学の意義を問い直すことがスキルアップへの第一歩

はじめての海外で苦い思いをしたこともあり、留学や海外への興味を失ったまま高校を卒業してしまいます。しかし、大学入学後に再び海外に興味を抱くようになりました。過去の経験を振り返り、目的先行臨機応変を心がけることで短期留学を成功できました。

「語学力向上のための留学」にとらわれない

二度目の短期留学のきっかけは複数ありますが、最大の要因は、大学時代の副専攻で文化人類学を学んだこと。中でも、アメリカ文化史を学ぶうちにさまざまな興味や疑問が浮かんできたからです。施設や資料館に足を運び、現地の人の話を聞きたいという探究心だけで、1ヶ月のアメリカ滞在を決めてしまいました。

渡航先では語学学校に通っていましたが、あくまで両親を説得するための口実でした。費用は自力で工面したので、気兼ねなく授業を放り出しては、いろんな場所に足を運んでいました。現在なら語学学校には通わず、Airbnbなどの民泊アプリを利用して渡航費を抑えていたと思います。

そんなイレギュラーな経験でしたが、かえってリスニングとスピーキングの能力が鍛えられました。単独行動ばかりしていたので、どこへ行くにも何をするにも頼れるのは自分だけ。さらに、施設訪問やお話を聞く機会も多く、ネイティブの英語に触れる機会がたくさんありました。嫌でも英語を使わなければならない環境に身をおいたのが、意図せず功を奏したのだと思います。

帰国前に語学学校でテストを受けましたが、同期・同レベルの日本人の中では最も出席率が悪かったのに対し、到着時と比較して最も点数が伸びていました。

渡航先について調べておく

三度目の海外経験は、大学の学部科目として展開されている留学プログラムでした。15名程度で台湾に渡航し、現地の大学で、現地の大学生と国際問題について学ぶ内容です。友人の誘いがきっかけでしたが、高校時代から学んできた中国語に触れたい、中華圏の文化に興味があるなどの理由もあり、参加を決めました。

科目として展開される留学プログラムでも、現地企業や行政機関を訪問する機会がよくあります。刑事施設を訪問する日が設けられていたので、現地の法体系や刑事手続きについて簡単に調べておきました。付け焼き刃ではありましたが、事前に基礎知識を叩き込んでいたので説明を深く理解できました。施設を巡りながら、現地の大学生とあれこれ意見を交わすこともできました

□ 訪問先の歴史
□ 訪問先ではどのような産業が盛んか(歴史的・地理的背景も踏まえて)
□ 現地の習慣(日本の場合だと「玄関で靴を脱ぐ」「お辞儀」など)

現地での体験を学びとして収穫するために、渡航先について以上3点は把握しておくべきでしょう。

日本人同士で群れるのを逆手に取る

先述した通り、友人たちと一緒にプログラムに参加しました。日本人同士で群れていては意味がないと思われるかもしれませんが、私はこの環境を逆手に取って、現地の大学生と積極的にコミュニケーションを図るようにしました。

1人で誘うのは怖いですが、みんなで誘えば怖くない。友人と一緒だという安心感に後押しされ、現地の大学生を「みんなで行きませんか」と食事やお出かけに誘っていました。もちろん日本語でも中国語でもなく、英語やジェスチャーを使います。

授業内でのグループワークやフィールドワークはもちろん、自由時間も現地の大学生と一緒に過ごすことで、「個と個」ではなく「国と国」で交流を深められたのがポイントです。単語や言い回しをド忘れしても「これってどう言うんだっけ」と問えば周囲がサポートしてくれるので、日を追うごとに、誰もが抵抗なく会話に参加できるようになりました。

まとめ〜どうして留学したいのか問い直す〜

短期留学の最大の特長として挙げられるのは、海外の生活や文化を経験できる点です。しかし、肝心なのはそこからどのような学びに発展させられるのかということ。就職活動においても、短期留学の経験はもはやアドバンテージにはなりません。何をしたかではなく、そこから得られた学びこそが重要なのです。

勉強やインターンシップ、ボランティア、インターネット上での活動など、留学以外にもスキルアップできる手段はたくさんあります。留学に人生を変えてもらおうという他力本願な考えは捨て、あくまで目的を達成するための手段として海外に挑むことをおすすめします。

また、留学で語学力を伸ばそうと思うなら、日本にいるときにこそしっかり勉強をする必要があります。なぜなら、留学期間には限りがあるからです。留学をしてようやく相手のしゃべる英語がわかりかけて来た頃に、帰国しなければならないというケースがとても多いから。

就活中の方はこちらの記事もぜひお読みください。就活の幅が広がるので役に立ちますよ。

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