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英語教室を始めよう!最小コストで開業するコツ 

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子供向け英語教室
副業で英語教室を開こう

はじめに

働き方が多様化し、副業を考える人も増えてきた昨今、どうせ副業をするなら、これまでの経験やスキルを活かさなければもったいないと思いませんか。ここでは、英語のスキルを活かしたいママさんにオススメのお仕事をご紹介。子ども英語教室を開業して、子どもたちを教えてみませんか。

私が携わっている英語教室は、主催者のお子さんの英語力を伸ばすことがそもそものはじまり。同じ年代の子ども同士で楽しく英語を学ぼう!という雰囲気ではじまったのです。数人の子どもでスタートして、それが今では数十名の規模にまでなっています。

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英語教室を開業するなんて大変そう

「開業」と聞くと、なんだか難しそうに聞こえますね。有限会社や株式会社などといった法人を立ち上げるなら別ですが、個人事業として英語教室を開業する場合は、資格や登録の必要はなし。子どもを迎え入れる準備をして、開業することを周知すれば、すぐに始めることができるのです。

英語力に関していえば、高い能力があるに越したことはありません。しかし、資格や留学経験がなくても大丈夫。子ども対象の英語教室で求められるのは、高い英語力より子どもへの適応力です。

まずは、場所やレッスンの日程など、決めるべきことを見ていきましょう。

教室の場所を決める

教室をオープンするにあたっては、コストを意識しなければなりません。特に家賃は大きな負担になります。どれくらい生徒が集まるかわからない状況で、毎月の家賃を払うのは大変。月々の支出を考えると、できるだけコストのかからない場所を選びたいものです。

ご自宅やご実家などに空き部屋はありませんか。家賃の要らない空き部屋を活用するのが最善ですが、それが難しい場合は、低価格で時間利用できる集会所や公民館などを検討してみましょう。賃貸を視野に入れるのは、生徒数が増えてからでも十分間に合います。

日程(実施日・時間設定)を決める

場所が決まれば、レッスンの日程を設定します。週に何回レッスンするのか。1日に何クラス行うのか。実施場所や自分の能力によって、無理のない範囲でスタートするのが良いでしょう。

ここで注意してほしいのは、レッスン時間の設定です。幼児や小学校低学年を対象にすると、例えば50分のレッスンでも、現実に指導できる時間は40分ほど。思いがけないハプニングや子どもたちの体調などによって、時間通りには進みません。そのことを考慮して、レッスン時間は少し長めに設定することをオススメします。

1クラスの定員を決める

クラスの定員も重要なポイントです。あまり人数を詰め込むと1人で面倒見きれませんし、広い部屋に2、3名というのは寂しすぎます。筆者の経験からいうと、幼稚園児は4〜5人。小学生は6人くらいが理想的です。

場所の広さと自分のキャパを考慮して、無理のない人数を設定しましょう。

入会金・月謝を決める

子ども向けの英語教室の月謝は、レッスン体系によって異なります。マンツーマンが最も高く、グループレッスンの人数が増えると金額は下がります。相場を見ると、45分程度のグループレッスン(6人以上)で8000円から10000円ほど。入会金の相場は10000円前後です。入会金を高めに設定してしまうと、特に幼児の保護者は、入会を躊躇しがち。すぐに辞めてしまうことになったらもったいないと二の足を踏むからです。そこを考慮して、入会金は低めに設定することをオススメします。

兄弟姉妹で通ってくることを想定して、割引制度を導入も考えてみましょう。

オープンするにはどれくらいの費用がかかる?

教室をオープンするとなると、心配なのは経済的な負担でしょう。教材や設備の準備にいくらかの投資が必要なのは事実ですが、今は無料で使えるものがそこら中に転がっていて、工夫次第でかなり費用を削減できます。筆者たちが教室をオープンした10数年前は、無料素材が少なくコストがかさんで大変でした。

実際にどれくらいの費用がかかるのかを説明します。

教材にかかる費用

英語教室は楽しく学べる教材
英語教室は楽しく学べる教材選びがポイント

フラッシュカードやポスターなどの教材は、無料ダウンロードできるものが揃っています。海外のサイトにも、子どもたちのライティングに使えるワークシートがいっぱい。英語教材の無料サイトをいくつかご紹介しますので、気に入ったものをダウンロードしてご利用ください。

英語の絵本に関しては、図書館にいっぱい並んでいます。定期的に出向く手間はかかりますが、無料で使えるなら利用しない手はありません。英語の歌はCDやDVDを購入しなくても、YouTubeを使えば大丈夫。子ども向けのチャンネルたもたくさんあるので、さまざまな音楽が楽しめます。

無料素材をうまく活用して、経費を削減しましょう。

・国内サイト

Bridge to English

ちびむすドリル

けこりん先生の子ども英語教材

op/free-dl/

・海外サイト

Free Printable Worksheet

education.com

KIZCLUB

TLSBooks.com

備品にかかる費用

教室を立ち上げるにあたって、筆者が購入した備品は、子ども用の椅子とテーブル、教材や筆記用具を入れる3段のカラーボックス、CDラジカセです。カラーボックスとCDラジカセはあったほうが便利ですが、子ども用の椅子はなくても大丈夫でした。自宅の一室でするなら座卓と座布団だって構いません。

大事なのは、整備された環境ではなく、楽しく英語を学べる雰囲気づくり。手づくり感のある教室のほうが、きっと子どもたちも楽しめるはずです。

生徒募集にかかる費用

プロに頼んでチラシを作ってもらうと費用はかさみますが、自分たちで制作するなら必要なのはコピー代くらい。プロ仕様のきれいなチラシより、あたたかみのある手づくりのチラシのほうが目を引くものです。

オープンする場所の周辺にある教育機関の前で、チラシを手渡したり、散歩がてらご近所にポスティングをしたりすれば、宣伝費もほとんどかかりません。

生徒を集めるには、差別化が大切!

詰め込みではなく学ぶ姿勢を育てる
詰め込みではなく学ぶ姿勢を育てる

準備は完璧でも、生徒が集まらなければ始まりません。他の教室と差別化を図るため、教室のアピールポイントをつくっておきましょう。

筆者が実際に導入して好評だったポイントをいくつかご紹介します。

1クラス90分のレッスン

幼児や小学校低学年の児童の習い事には、保護者の送迎が必要です。レッスンが短ければ、せっかく送っていっても、すぐお迎えの時間になってしまいます。90分あれば家事を済ませることもできるということで、とても喜ばれています。

入会金なしの料金設定

幼児はなかなか習い事が続かないので、入会金が高いと入会を躊躇してしまうと聞きます。だから、筆者の英語教室は入会金無料。月謝のみで通えるので、気軽に始めることができます。相性が悪くて退会することになっても、あまりもったいなく思わないとか。兄弟姉妹割引も好評です。

振替制度

体調を崩したり、幼稚園や小学校の行事と重なったり、欠席をすることも出てきます。そんな時は振替制度を利用していただきます。ただ、いつでもOKというわけではありません。こちらから日時を指定して、可能であれば振り替えてもらうという形。振替制度はかなり利用者が多いです。

グループLINEをでレッスン報告

クラスごとにグループをつくり、レッスン日当日、または翌日中にLINEでレッスン内容を報告しています。どんなレッスンだったのか気になっても、小さい子はうまく説明できません。その週習ったことを報告することで、保護者に安心してもらっています。

ご紹介した以外にもいろいろな策を講じて、他の教室と差別化を図っています。決して無理をする必要はありませんが、セールスポイントがあれば大きな強みになるはずです。独自の制度を設けて、教室の魅力をアピールしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

ここでは、英語教室を開くために必要なことをまとめました。初めからたくさんの生徒を集めようとせず、できることから始めてください。教室を運営していくうちに、スキルは積み上がっていきます。

まずは経験を積むことに重点を置いて、徐々に教室を大きくしていきましょう。

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