仕事を楽しむ3つの選択とは? 〜失敗しない会社の選び方〜

大学生のスキルアップ
仕事を楽しむための3つの選択

仕事を楽しむには、未来の自分を想像する

前回の記事では、仕事を楽しむとは自己肯定につながることを説明しました。今回、解説するのは、仕事を楽しむための最低条件ともいうべきものです。最初にすべきことを説明します。いずれにしても、自分のマインドを主観的、客観的に判断することが必要になります。

自分に合った仕事を選ぶこと

仕事を楽しむためには、その準備をしっかりすることが理想です。昨今は、高校、大学でキャリア教育が盛んであり、何となく就職してしまう人の数は減少しているかと思います。

でも、どれだけの人が自分に合った職業を選んでいるのでしょうか。リクルートキャリアの働く喜び調査によると2018年には、約4割の42.6%の人が働く喜びを感じているとの結果が出ています

また、84.1%の人が働く喜びを必要だと感じています。仕事を前向きに捉えて頑張っている人は割合としては多いのですね。

では、自分に合った仕事を選ぶにはどうすれば良いのか。大きな軸は、何よりも自分が、その仕事を好きかどうかということ。

これは、本当に大切なことです。ボタンの掛け違いという言葉ある通り、収入が良い、見栄が良いなど、好きというキーワードが自分自身の中に全く思い浮かばないのに、その仕事を選んでしまうと、ずっと違和感を感じたまま仕事に取り組むことになります。

多少、人に褒められたり、収入が良かったりすると「この仕事でもよかった」と思うかもしれません。

しかし、問題は困難な状況に陥った時です。好きでない仕事の場合、乗り越えるのが難しいかもしれませんし、一時的に結果が出てもその後続かないかもしれません。

なぜなら「この仕事が好きだ」というのは、自分の絶対的評価だからです。純粋な自己は、とても強いものです。好きな仕事で成功すると、その喜びは、さらに大きな成長のバネにもなります。

自分にとって居心地のいい会社を選ぶこと

会社を選ぶ際に大切なことは、自分にとっての居心地の良さがあることです。居心地がいいと感じることと、ぬるま湯のような甘さとは違います。

居心地がいいとは、自分が自然体でいられる環境のことです。自然体というのは、わがまま放題とか、勝手気ままとは違います。

言うなれば、自分の能力が最大限に発揮できる状態を指します。仕事に対して主体性が持てるともいえるでしょう。

仕事の経験が少ないうちは、上司や先輩の指示で動くことが多く、主体性を発揮しにくいと感じるかもしれません。

主体性とは、積極的に自己主張をすることではなく、自分がすべきことを知り、それに対して揺るぎない意志で取り組むことを指します

確かに世間では、アイデアやひらめき、プランなど、自分が作成したものを積極的に提案することを主体性と呼ぶ向きもあります。

何度も何度も自分が作成したプランが却下されて、それでも最終的に自分の意志でまとめあげたプランを通すことができたならば、主体性に基づいた行動と言えるでしょうし、それを認めてくれる会社もきっと素晴らしいに違いありません。

仕事が楽しい、楽しめられるというのは、自分が自然体になれることが、重要な条件といえるでしょう。会社を選ぶ際には、社風がありながらも人の多様性に向き合っていることがポイントになります。

そして、多様性のある会社は、変化しています。目に見えて変化する会社もありますが、目に見えない変化に取り組んでいる会社もあります。以前、数百年続く和菓子の老舗を取材したことがありました。

その老舗は、あるひとつの和菓子が名物になっており、地域はもちろん全国的にも多くのファンを持っています。歴史があるから、さぞ伝統の味を守るために素材や製法にこだわっているのだろうと思い、そのことを質問すると意外な答えが返ってきました。

味や風味は素材によっても変わるし、人の好みも時代で変わるもの。いつもその時代に応じたベストな状態を保つために、製法や素材などは常にアップデートしている」と言うものでした。もちろん、数ヶ月で全く違った味にするというのではありません。

すぐに判別がつくようなことではありませんが、これも変化しているひとつと言えます。こういう会社で働くと、気づくことが多くあり、それが仕事の楽しみにもなります。

目標が持てる仕事を選ぶこと

いくら楽しい仕事でも、実はルーチン化してしまうとやがて飽きがきます。飽きない仕事とは、一つのことをマスターすると次の段階へと進める会社です。

出世することもそのひとつと言えるかもしれませんが、自分の内面から湧き上がってくる目標です。ゴールを設定し、それに向かって進むこともいいでしょうし、一つのことに取り組んでいる最中に次にやるべきことを見つけるのもいいでしょう。

目標を持って仕事を続けるとなぜ楽しくなるのか。それは自己成長と発見があるからです。

小学生の6年間はとても長かったのに歳をとるごとに時間が短くなっている。そんな風に感じたことはありませんか。小学生の頃の時間を長く感じるのは、新しい出会いや新しい挑戦の機会がとても多いからです。

仕事を楽しむのも、これと同じ原理を働かせればいいのです。それが目標です。内面から湧き上がってくる目標とは、あるべき自分の姿を実現するためにやるべきことです。

そんなに難しいことではありません。先輩のように手際よく仕事ができるようになりたいと思えば、それがあるべき自分の姿です。まずはそれに向かってあらゆることに対してこれがベストな方法か?を考えます。

答えを出したらわき目もふらず、その通りにやってみるのです。うまくいかないことがあるかもしれません。でも、失敗してもいいのです。別の方法を試せばいいだけなのです。

では、楽しむために目標がもてる仕事とはどんなものでしょうか。何かを開発している会社、常に成長している会社、社会的に高い評価を得ることができる会社もそれにあたるでしょう。

いずれにしてもあるべき姿が年齢や経験に応じて変化することが、楽しめる仕事と言えます。そうした会社をえらぶことが肝心です。

終わりに

いかがでしたでしょうか。楽しめる仕事を選ぶには、自分が好きなこと、自分が自然体でいられること、そしてあるべき自分(目標が持てる)が見えることの三つが大きなポイントになります。

社名や職種が軸でなく、あくまで自分を軸として、見ることによって楽しめる仕事や会社との出会いがあるはずです。その時に大切なことは、現在の自分と未来の自分がつながることです。

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