大学生は通学時間にポッドキャストを活用しよう

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通学時間にpodcast
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通学時間は決して無駄ではない

本記事では、通学時間を有効活用する方法を説明します。

通学を頑張る学生の皆さんなら、何度も通学時間が無駄だと感じたことがあるでしょう。私も往復4時間かけて大学に通っていましたが、下宿生が起きる時間に出発したり、遅延や運休に巻き込まれたりと、幾度となくストレスを感じたことがありました。大学2年生の秋学期(後期)までは、週4日の講義を15週にわたって受けていたので、なんと1セメスターにつき、通学に少なくとも240時間も費やしていたことになります。

しかし、本当に通学時間は無駄なのでしょうか。家事や生活をすべて1人でこなす必要があり、下宿生には下宿生の大変さがあります。その時間と労力を考慮すれば、両者にそれほど違いはないといえるでしょう。さらに、通学時間は常識の範囲内で好きなことができます。この記事を参考に通学時間を活用し、スキルアップを目指してみてはいかがでしょうか。

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ポッドキャストとは

通学時間でスキルアップ
通学時間は勉強や知識を深める時間になる。

Podcastポッドキャスト)とは、インターネットを通じて配信された音声や動画のサービスのこと。iPodやiPhoneなどのモバイルデバイスで利用できるサービスです。 配信もできるサービスがあります。YouTubeなどと同じように企業でも個人でも利用できます。

ポッドキャストなら眠気や疲労時でも使える

ポッドキャストで英語を学習
ポッドキャストにはいろんな番組、サービスがある

SpotifyやApple Musicなどの音楽サービスにて、ラジオ感覚で楽しめる音声配信サービスであるポッドキャスト。通学時間は眠気や疲労に襲われがちですが、そんなときもハンズフリーで気軽に聞けるのは意外と大きな利点かもしれません。

●ポッドキャストサービス例

バイリンガルニュース・・・世界で話題のニュースをバイリンガル形式でお届け
Radio Japan Online・・・250以上の日本のラジオ局を網羅
AmazonAudible・・・最初の1冊は無料!本を聞くオーディブル
Amazon Music Unlimited・・・最新音楽からレアな音楽のチェックに!

通学する人が気になるのはデータ通信量でしょう。学内や往復の交通機関でスマートフォンをいじっていると、月末には通信速度が制限されてしまうこともしばしばです。しかし、ポッドキャストは音声データなので、データ通信量が少ないのも魅力の1つです。それでも気になる場合は、Wi-Fi環境下でダウンロードしておけばオフラインでも再生できるサービスもあります。

知見を広める

ポッドキャストで配信されているのは音楽やお笑い、芸能人の対談など、エンターテインメント性の高いものばかりではありません。ビジネスやマインドセット、哲学、資格試験対策など、さまざまなジャンルに特化したポッドキャストが存在します。読書よりも楽で、すぐに切り替えられるのも、幅広く知識を身につけたいという人にはおすすめ。自分の将来像や、強化したい部分に合わせて、ポッドキャストを選んでみてください。

ポッドキャストで外国語の勉強をする

生きた外国語が学べるのもポッドキャストの特長です。先ほど挙げたSpotifyやApple Musicは世界的な音楽サービスであるため、海外のポッドキャストも視聴できます。有名人のインタビューも豊富なので、自分の興味のあるものを聞くだけで、楽しみながら語学の勉強ができます。

また、ポッドキャストにはCNNやBBCなどの有名海外メディアも参入。世界の出来事を耳から取り入れることができます。中でもおすすめは、日本最古の英字新聞「The Japan Times」のポッドキャストです。日本に関するトピックスが英語で配信されているのが特長。身近な話題なので理解しやすく、リスニング力向上の第一歩にも最適です。

帰宅後に向けて好きなことをする

暇つぶしをしない習慣を
音楽は聴くだけでなく、何かのアクションを!

「通学時間を有効活用するに越したことはないけれど、いつもSNSやYouTubeを行き来しているうちに目的地に到着してしまう……」ということはありませんか。そんな通学中の習慣を変えないまま、有効活用する方法があります。

帰宅後にスマートフォンを見ていた時間で、何か新しいことに取り組みましょう。勉強や情報収集はもちろん、運動や楽器などでも構いません。無意味にSNSやYouTubeを眺めるのは暇潰しにしかなりませんが、その時間を用いて何かに取り組めば、そのスキルに磨きがかかるほか、継続して取り組む力も身につけることができます。

就職活動でも趣味や特技についての質問をされることがあります。こうした単純な問いかけにもきちんと理由を添えて回答すれば、他の学生を一歩リードすることができます。勉強や情報収集など、知識として蓄積されるものではなくても、継続して何かに取り組んだ経験は必ず評価されるはずです。

ポッドキャストの有効活用のため図書館通いを習慣にする

図書館通いを習慣にする
図書館通いの習慣でスキルアップ

多くの大学に図書館が併設されています。ベストセラー小説から専門書まであらゆる書籍が並ぶうえに、それらをすべて無料で読めるのは大学生の特権でしょう。ポッドキャストを活用するには多くの知識がある方がベター。

だから、帰宅する前に図書館に立ち寄り、1冊本を借りるという習慣をつけてみてください。

また、ポッドキャストだけでなく、通学時間だけでその本を読み進め、読破したらまた新たな1冊を借ります。最初は継続を目指して、好きな本を選びましょう。習慣がついてきたら少しずつジャンルの幅を拡大させていきます。

読書で磨かれるスキルとは

●知識量が増える

最も効果を実感できるのは知識量の増加です。実用書やビジネス書からはスキルアップに直結する知識を獲得できます。専攻以外の専門書に触れるのもおすすめです。専攻とは関係のない分野を知ることで、基礎的な教養が身につくだけでなく、今までにはない視点から専攻分野を見られるようになります。さらに、文芸作品も例外ではありません。社会的・時代的背景が色濃く反映された作品もあり、物語を楽しみながら幅広い知識を培うことができます。

●語彙力が鍛えられる

次に、語彙力も鍛えられます。そもそも語彙力とは、豊富な語彙を知り、使いこなす能力です。論文を執筆するときも、同じ表現を多用してはならないと言われます。これは表現が単調になることで、説得力に欠いた文章になってしまうからです。どれほど良い研究でも、表現の仕方で評価が下がってしまうのはもったいないですよね。社会に出てからも同様です。社内外問わず、コミュニケーションがテキスト上で完結することは少なくありません。つまり、文面だけで自身の人となりが判断される機会も少なくないのです。語彙を培うには、たくさんの語彙に触れるほかありません。学生時代のうちに語彙力を養えるよう務めておくとよいでしょう。

就職活動の面接では「最近どんな本を読みましたか」「好きな本は何ですか」などの質問がされることもあります。読書習慣がないと、付け焼き刃の知識で答えることになり、掘り下げられるとボロが出てしまいます。こうした質問を対策するうえでも、普段から本に親しむに越したことはありません。

まとめ

以上に挙げた方法以外にも、通学時間を活用してスキルアップする手段は数多く存在します。すべてに共通して大事なのは、無理なく続けることです。

□ 移動中でも手軽にできる方法を取り入れる
□ 興味のある分野からスタートする
□ 通学時間はのんびり、帰宅後は切り替えて過ごすのも良し

大学生活は講義やサークル、アルバイトなど、さまざまな要素で成り立っています。時と場合によって比重を変え、長い目で見てバランス良く取り組むことが、大学生活を充実させる秘訣です。通学の重要度は、おそらく先ほど挙げたものよりも低いでしょう。しかし、通学は大学生活と切っても切れない関係。だからこそ、習慣化することで長く継続することが大事なのです。

長い通学時間を嘆きたくなる気持ちは痛いほどわかりますが、その前に、本記事を参考にしてスキルアップできる方法を実践してみてはいかがでしょうか。

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