
仕事ができない!は思い込み?心理学で仕事を効率化する
「自分は仕事ができない」と感じるときはありませんか。頑張っているのに成果が出ないと、「辛い」や「やめたい」と思ってしまいますよね。
そのお悩みは、時間を有効に使えていないのが原因かもしれません。この記事では、心理学を仕事の効率化に応用し、最大限にパフォーマンスを発揮する方法をご説明します。

仕事のモチベーションをマネジメントする方法
行動を最適化するためには、モチベーションの分析が欠かせません。次の手順で、仕事中を振り返ってみましょう。
まずは、業務を細分化して自分がどのような志向(モチベーション)タイプなのかチェックしてみましょう。
仕事のモチベーションは6種類ある
「学習動機の2要因モデル」によると、私たちが学習する背景には6種類の動機づけがあります。以下は動機づけを仕事に置き換えたものです。あなたはどのタイプでしょうか。
1. 充実志向
・仕事自体が楽しい
・仕事が趣味
2. 訓練志向
・知識や技術を得るのが楽しい
・もっと成長したい
3. 実用志向
・会社や業務を改善したい
・円滑に業務に取り組みたい
4. 関係志向
・みんながやっているのでやる
・誰かを喜ばせたい
5. 自尊志向
・プライド
・他者への競争心
・周囲からの期待や称賛が嬉しい
6. 報酬志向
・報酬がほしい
・怒られたくない
私たちは日々、様々な動機づけに支えられて仕事をしています。
「スキルアップしたい」という訓練志向や「同期に負けたくない」という自尊志向、「給料がほしい」という報酬志向もそうでしょう。動機づけが多様であるほど、働きがいも大きくなります。
さらに、必要に応じて動機づけをコントロールできれば、働きがいを見失う心配もありません。次章では、実際にモチベーションを使い分ける方法をご説明します。
仕事の効率化に必要なこと
仕事を効率化するには、何が必要だと思いますか。雑務のスピードアップや業務のマニュアル化、アウトソーシング(外注)など、さまざまな行動が挙げられるでしょう。
これらに共通するのは、無駄な時間を省くという視点です。しかし、徒労の削減が効率化に直結するわけではありません。
仕事に充てる時間を最大限に活用してこそ、効率化が成功したと言えるのです。
モチベーションが仕事に及ぼす影響
「今日を乗り切れば連休だから頑張ろう」「この案件は楽しいからやる気が出る」……。
このような経験には、モチベーションが深く関わっています。
それでは、私たちのモチベーションとなる要因は一体何なのでしょうか。