チューターという新しい仕事!リアルもネットも可能!

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チューター
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個別に教える、パーソナルチューター

 予備校や塾の「チューター制度」は、知っている人が多いかもしれない。実際にはチューターは、予備校や塾に限らず、社会のいろいろな分野で活躍している。

 チューターとは、簡単にいうと個別指導をする人だ。複数の人を一度にまとめて指導する教師(ティーチャー)と違い、チューターは1対1で各自をサポートする。

 だから、「個人の」を意味するパーソナルを付け、パーソナルチューターとも呼ばれる。漠然とチューターになりたいと思っている人は、まず学校や会社など、どんなところでチューターとして働きたいのかを考えてみよう。

学びをバックアップする塾や予備校のチューター

 塾や予備校のチューターは、講師とは違い、授業を行わない。生徒一人ひとりの学習相談に個別に対応する。授業を受けたけれど理解できなかったことや、テキストや問題集、赤本などで分からないところ、または志望校について。などなど、学習や進路に関する疑問点・悩み事にすぐ応えられる知識や経験が求められる。

 チューターは、授業メインの講師がフォローしきれない部分、つまり、生徒それぞれに合った細やかなサポートの役割を担っている。塾や予備校にとってはサービスに抜けがないように補完する存在がチューターともいえるだろう。

生徒一人ひとりの心に向き合う中学や高校のチューター

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色々な仕事があることを知っておこう

 中学校や高等学校でのチューターは、ホームルームクラスの担任教員とは別に、生徒を個別的に指導する。勉強や人間関係、部活動といった学校生活に関するいろいろな相談に乗り、アドバイスもしながら生徒を精神的に支えていく。

 特に大事なのは、勉強をサポートする学習アドバイザーとしての役割だ。勉強の方法や進路の考え方、テスト・受験の対策、部活動との兼ね合いなどの問題について、生徒の意思を尊重しつつアドバイスを送る。

 家族や担任の先生には言いづらいことも気軽に話せるという点が、生徒の安心感や信頼感につながっている。

キャンパスライフを応援する大学のチューター

 大学でのチューターも、中学や高校でのチューターと同じように、学校生活全般について学生の相談に乗る。科目履修の仕方や単位の取り方、勉強の方法などキャンパスライフに関する具体的な事柄を指導するのだが、大切なのは、学生個人が自分らしくステップアップできるように、大学という自由な学びの場の活用方法をアドバイスすることだ。

 大学院生が後輩である学部生をサポートする大学院生チューター(ティーチング・アシスタントとも呼ばれる)や、海外からの留学生をサポートする留学生向けチューターなどがある。

新人を1対1会社や病院のチューター制度

 企業でのチューターは、主に、新入社員を指導する。一般的には、先輩社員が新人にマンツーマンで仕事の基礎知識やスキル、社会人マナーなどを教え、ビジネスマンとして一人前に育て上げる。もちろん、仕事仲間としてコミュニケーションを重ねることで連帯感を深めるという目的もある。

 看護分野でもチューター制度(チューターシップ)は取り入れられている。やはり先輩と新人で1対1の関係を取るのだが、職業柄、お互いの勤務時間が常に重なるわけではない。チューターがいない場合は、別の先輩とペアを組む補助アサインメントという制度を活用する。なお、勤務を共にすることにより重点を置いたプリセプターシップという新人指導方法もある。

Youtuberという名のチューター

個人で生き方や考え方を教えるチューターになるというのもありだ。Youtubeでも人生論や生き方を説いて人気が高いYoutuberも大勢いる。人に対して道しるべになっていれば、そこで成立するのだ。Youtuberを目指すのではなく、新しい時代のチューターを目指すためにネットを利用する。

 そう考えれば、はやりのSNSに飛びつくだけじゃなく、それらをツールとして利用する発想に転換することができる。

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