出世は休み方で決まる!! デキるビジネスマンほど休み上手!!

社会人のスキルアップ
出世は休み方次第
出征するには、自分の時間を以下に使うかが大事。それが休み方だ。

はじめに

上手に休めていないと自覚しつつ、次の週末も無駄にしてしまう……。特に家庭を持っていると、自分のしたいことができないまま月曜日を迎えることもありますよね。でも、家族がいるから仕方ないと諦めるのは危険です。下手な休み方をしていると、会社からの評価が下がる可能性もあるからです。

働き方改革で休み方が変わる!?

休日返上が評価される時代は終わり

「上手な休み方を知りたい」というニーズは、ひと昔前ならありえなかったでしょう。「モーレツ社員」「企業戦士」「24時間戦えますか」という言葉が流行した通り、昭和から平成にかけて、日本人は働きに働いてきました。その在り方は今、大きく変わりつつあります。時間外労働の上限規制を設ける「働き方改革関連法案」の一部が2019年4月に施行されるなど、長時間労働を是正する動きが始まったのです。厚生労働省の「毎月勤労統計」によれば、2019年における労働者1人あたりの月間層労働時間は、1970年代前半以降で初めて140時間を割り込みました。休日返上で働くことが美徳とされ、会社から評価される時代は終焉を迎えたのです。

出世は「休み方」で差がつく時代に

働き方が変われば、休み方も変わります。それは休日が増える、長期休暇や有給休暇を取得しやすくなるということではなく、休み方の質が大きく問われるようになるということです。なぜなら、常に成長を目指さねばならない資本主義社会では、企業としてみても、労働時間が減少したからといって生産力や活動量の低下まで容認するわけにはいかないからです。ということは、仕事に好影響を及ぼすような上手な休み方をする社員が、より高い評価を受けるのは当然といえます。では、上手な休み方とは一体どんなものでしょうか。日本を代表する2人のサラリーマンを題材に考察します。

島耕作とアサッテ君

日本を代表する2人のサラリーマン。まずはそれぞれの人物を簡単に紹介しましょう。

島耕作は、弘兼憲史氏が『モーニング』(講談社)に連載した『島耕作シリーズ』の主人公です。日本の大手電器メーカーに勤務するサラリーマンで、前向きな性格で運も味方につけて、時には派閥争いにも巻き込まれながら立身出世。最後には会長まで上り詰めました。

アサッテ君は、東海林さだお氏が毎日新聞(朝刊)に連載した4コマ漫画作品『アサッテ君』の主人公です。作品内で仕事をしている描写は皆無で、会社でももっぱら暇つぶしばかり。安月給ながら、妻と二人の子と共に代わり映えせずともそれなりに幸せな日々を過ごしています。

こう書くと、島耕作は出世意欲に満ちた人物、アサッテ君は無気力な人物と、かなり対照的に見えます。しかし、実のところ島耕作にも出世への意欲はそれほどありませんでした。それなのに片や会長で片や平社員と、立場には大きな違いが生まれたのです。2人に差をつけた原因、それは休み方に対する姿勢の違いでした。次の章から詳しく解説していきましょう。

「休み方に答えはない」

休み方について考えるとき、多くの人は「休日に何をすべきなのか?」と悩みます。しかし、その人にとって有意義な休日の過ごし方は、その人にしかわかりません。資格の勉強やセミナーへの参加など、さまざまな答えがあるでしょう。どんな方法があるのかは、他の多くのWebサイトでも紹介されています。だからここでは方法論ではなく、「どのような姿勢で休み方と向き合うべきなのか」という思考法について説明します。「やりたいことはあるが、どうもうまく取り組めない」「休日にうまく休めていない」という人はぜひ参考にしてください。

島耕作の休み方、アサッテ君の休み方

干渉しない、させない島耕作の休み方

島耕作の休み方は実にシンプル。平時は仕事に全力で取り組むぶん、オフはある意味で本能の赴くまま、誘惑に乗せられるままに過ごします。妻や恋人、愛人の行動や言葉に傷ついたり、心を揺さぶられることもままありますが、去る物を追わない清々しさもあります。また、家族サービスという概念もなく、離婚した妻とのあいだに生まれた娘とも、積極的に会おうとは考えません。相手に過度に干渉しない、そして自分への干渉も許さないタイプといえます。

職場でもぐーたら、家でもぐーたらアサッテ君の休み方

アサッテ君の休み方も、また単純です。逆にいつが休日なんだと思うほど、アサッテ君は休みっぱなしです。職場でもぐーたら、家でもぐーたら。ついでにいえば、同僚や奥さんなど、周囲にいる人もぐーたらです。仕事との区切りがないような、ちょっとうらやましくなるタイプの休み方をしています。

休み方で大切なのは「切り替える力」?

休み方からわかる島耕作とアサッテ君の違いは何だと思いますか? 島耕作はオンとオフをしっかりと切り替えられているが、アサッテ君はそうではない。というのが、大方の印象だと思います。それは事実ですが、正解ではありません。考えてみれば、「仕事」と「女性」の違いはあれど、島耕作は目の前のことに全力になっています。つまり、島耕作もまた、切り替わってはいないといえるのではないでしょうか。そもそも私たちはジキルとハイドのように、たやすく人間を切り替えられるものではありません。職場でトラブルを抱えたり、重要な仕事を任されたとき、それらを完全に忘れて休日を楽しむことはできないでしょう。島耕作とアサッテ君の差をつくる本質的な原因は、休み方の考えにあります。これが本記事で最も伝えたいポイントです。次の章で詳しく説明しましょう。

自分ならではの休み方を決めると仕事もできるようになる

休み方を確立すべき理由

島耕作は干渉も被干渉も好みません。これは自分の休み方を確立できているからです。休み方の確立による効果は、部署が取っ払われた会社をイメージすると理解しやすいでしょう。ある日は営業を、またある日は事務をというように、仕事内容がコロコロ変わると、自分の役割が見えてこず、消極的な姿勢になってしまいます。一方、きちんと部署ごとに役割が明確になっていると、能動的に仕事に取り組めます。休み方の確立は、物事への取り組み方にも影響を及ぼすのです。

家庭でも職場と同じように休み方が大事

休日に家で過ごしていると、家族からいろいろと用事をお願いされることがありますよね。トイレ掃除に風呂掃除、買い物に犬の散歩、蛍光灯の交換……。このとき、どうにも腰が重くなってしまうのは、自分の役割ではないと思うことを言いつけられたからです。家が「部署のない会社」状態になっているといえるでしょう。自分を上手に切り替えられる人なら、家で消極的に過ごしても構いません。しかし、もし上手に切り替えられなければ、消極的な姿勢のまま月曜日を迎えることになります。そして、火曜日、水曜日と引きずることになるでしょう。それを防ぐには逆転の発想で臨みます。職場での能動的な姿勢を、家庭に持っていくのです

休み方のつくり方

職場での姿勢を家庭に持っていくとは、休み方を意識してそれを実践することに他なりません。もっとも、家庭には上司がいないので、休み方は自分で決める必要があります。ここで大切なのは、「自分が何をやりたいか」ではなく、「自分には何ができるのか」に基づいて考えることです。妻や子どもたちは高い所に手が届かないから蛍光灯の交換は自分がやろう。重い荷物を運ぶのは大変だから買い物に同行しよう。という具合に、家庭内で自分が役立てることを考え、役割を明確にしていきます。

家族ともよく話し合い休み方をつくる

上手に休みたいと思うのは、仕事を頑張るため。仕事を頑張りたいと思うのは、家族のため。つまるところ、上手に休むことの目的は、家族の幸せです。だからこそ、休み方を決めるとき、決めたあとも、自己中心的にふるまわず、家族とよく話し合って理解を求めましょう。特に奥さんにも、あなたと同様に休み方があります。休み方で夫婦の役割を明確にすれば家庭も過ごしやすくなり、それこそ資格の勉強など自分が取り組みたいことに集中できる環境ができるのではないでしょうか。

終わりに

家庭でも休み方を決めるといえばドライでビジネスライクな印象を受けますね。

できるビジネスマンは自分の休み方をしっかりと持っている。それは会社でも家庭でも変わらないのではないでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました